幻の美術館行き

　「いざ、美術館へ…」との意気込みの前にネットでJRの運行状況を調べる。何と何と、乗る予定の新幹線が運転見合わせとの表示。ここは「おとなび」に電話してその後の対策を検討する。今回で5回目となるおとなび利用。初めてトラブル。フリーダイヤルで直ぐに係りと話す。最寄りJR窓口で解約か変更をするようにとのこと。気持ちは行く気満々。しかし、肝心の乗り物が停電のため運転されなくては変更もできない。ここは潔く行くのを諦める。駅の窓口では素早い対応で払い戻してくれる。チケット購入はカード決済であっても現金で返金。これには驚く。

　今朝の新聞によると広島→博多間の停電で21400人に影響が出ている。利用しようとしたおとなび。新幹線チケットが正規の6割引きとあって利用条件に制限がある。そのため、慎重に購入しなくてはいけない。その心配も昨日の変更や解約手続きで払拭される。これからは乗車前にチケット発券にすればもっと楽に利用できるかもしれない。ということで井原の美術館行きは幻となった。次回はお天気に左右されない時季に出かけよう。

　美術館行きは断念してもこのまま家に帰るのも嫌。最寄りJR駅から友だちに電話すると家にいるという。家に伺うためJRに乗ると在来線も遅れが目立つ。お昼前から夕方まで喋り捲る。その話題は旅。旅行社のパンフやカタログを袋から出してきては友人は検討し始める。昔からフットワークのいい友人。次はここへ、といろいろと予定を入れている。人それぞれ旅の目的に違いがあるので一緒に旅をしたことはない。だが、話は楽しい。

　夕方になった。友人宅近くのJR駅付近で一緒に夕飯を食べて家路につく。今朝はお天気もいい。予定通りプールへ行こう。今日も元気で！