蒸し暑い夜に見るテレビはBSのワイルドライフ。「南アフリカ 大平原 密着2年!幻の白いライオンを追う」。NHKの番組HPによると「南アフリカのある地域だけで、まれに生まれる白いライオン。地球上に野生ライオンが3万頭いる中で、現在13頭しか確認されていない。今回、白いメスの赤ちゃん2匹が生まれた家族を発見。2年にわたってその暮らしぶりを記録した。主のオスを失い、新天地を求め放浪生活を送る家族。次から次に現れる若いオスやハイエナに命を狙われる日々。白い体ゆえの宿命を背負いながらも、必死に生きようとする幼い姉妹とその家族を追った。」とある。http://www.nhk.or.jp/nature/program/wildlife/program/detail.html?20160711 (参照)
白いライオンが減少した背景にはサーカスなどに売られていくコトにもよる。それにしても野獣のライオンといえどもここは親子。ヒトの親になった経験はない。だが、ライオンの親子にヒトさま以上の親子の愛情を感じる。母親ライオンは姉妹。それぞれ2頭の子どものライオンがいる。この4頭がひとつの群をなしてサバンナを駆け巡る。時に、子どものライオンが1頭途中で息を引き取る。しかし、ライオンの世界もヒトの世界も弔い方は同じ。見ていて、ヒトもライオンと同じく動物なんだと実感。
白いライオンは茶色いライオンと比べるとサバイバルゲームでは野獣たちの目に着く色。そのため獲物にされやすい。ところが白い熊は黒い熊と比べるとライオンの比ではないそうだ。カナダでサケを捕獲する量を白い熊と黒い熊を想定して実験した結果、白い熊の方が倍の量のサケを捕獲していた。それにより白い熊は黒いのよりも獲物が得やすく、体格がいい。
熊とライオンの白と黒の違いによるサバイバルのしやすさは熊は水のある地域でライオンは砂漠地帯。水は熊の白に有利に働き、砂漠では茶色がアースカラーで同化しやすい点にある。その結果、白いライオンは砂漠では目について餌食にされやすくなるという。
それにしても獲物を求めて生き抜くライオンの親子。子どものライオンも誕生すると2年で一人前のライオンになる。その過程はまるで旅するライオンの成長物語。ある程度の金銭さえあれば何でも手にすることができるヒトの社会。ライオンの親子を見ていて何か考えさせられる。というかどういっても今の社会は幸せな社会。そう思う。
話は変わって昨日は夏休み前の最後の合唱の練習日。再度ICレコーダに練習曲を録音。秋に行われる人前でのコンサートの日程も決まる。フルートのパート、練習しよう。
今日はこれからフルートのレッスンへ。こちらは9月のフルートの発表会に向けての練習が待っている。秋は他にも日本画の展示会もある。おまけに遊びも忙しい。ともあれ今日も頑張ろう!
0 件のコメント:
コメントを投稿