西条で美術講座を受講後、いったん家に戻り、夕方から広島交響楽団第361回定期演奏会を聞きに行く。昨日の地元紙の訃報欄に広響楽団員の記事がある。まだ53歳という若さで病に倒れる。昨日もらったプログラム。団員の名が記されている。あまりにも突然の死。演奏曲目は急きょ、亡くなられた団員への献奏から始まる。シベリウスの♪悲しきワルツ♪。演奏後の拍手は控えるようにとの断りもある。
昨日の演奏曲目は次のようであった。
♪シベリウス 悲しきワルツ
♪ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
♪シューベルト 交響曲第7番ロ短調 D.759「未完成」
♪シューベルト イタリア風序曲第2番ハ長調 D. 591 (アンコール)
演奏会のプログラムを見ると「ミュージック・パートナー ウイーン・フィル、コンサートマスター シュトイデ 深淵なる『未完成』」とある。シュトイデの奏でるヴァイオリン協奏曲のソロは指揮者を置かず、演奏される。他の曲も楽団員に交じっての演奏だった。いずれもなじみやすい曲で聞いていて心地いい。
席は前から10列目。場所的にはいい。しかし、あまりにも人が多くて窮屈すぎる。最後の列を見ると空席がある。ここはわがままを承知で後ろへ移動。ゆったり聞けてよかった!それにしても最近よく目にするのは学童期に入ったばかりの子ども連れの姿。ピアノやヴァイオリンを習わせる親たちが英才教育のために一流の音楽家の演奏を聞かせるのだろうか。
小さい頃に習っていなかった反動が大人になって出てくる。今の子どもが羨ましいといえばそうかもしれない。どうこう言ってももう過去のこと。今はただやりたいことを精一杯やる。これはこれでまた楽しい!今日も元気を出して日本画、頑張ろう!
ここで余談。今朝のネットから「広島黒田5勝、日米200勝へM2 母の墓前に誓い」。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00000008-nksports-base (参照) 朝から感激してしまった!あと2勝。200勝達成を応援しよう!
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