2016年4月15日金曜日

造幣局広島支局の桜を見に行く


「花のまわり道」を歩く
 

今年の花「紅普賢象」

今年の花「紅普賢象」








 「災害は忘れたころにやってくる」、ほんとうにそうだ、とはいえない。むしろ「忘れないうちにやってくる」。お天気も良く、家の中にいてはもったいない。そう思うや否や泳ぎは今日にして急遽、市内佐伯区にある造幣局の「花のまわり道」を歩く。出かける前、ネットで調べると五日市駅からシャトルバスが出ている。ただカメラだけを持参して気軽に出かける。JR五日市駅に着くとバスに乗る人の列がある。これくらいで驚いてはいけない。造幣局に着くとなんとバッジを胸に付けた観光客などでごった返す。遠方からのお客さんも多いようだ。その間隙をぬって桜をめでる。

 デジカメは20倍ズームになる。これは視力の良くないモノにとっては便利この上ない。もう、桜を写しまくって広い構内の桜道を歩く。投句所、休憩所なども設置されて、至れり尽くせり。桜の季節、一年に数日間だけ開放される。当然無料。ここではコインが製造される。そのためか街の通りはコイン通り、と命名。咲いている桜も大阪の造幣局から少しずつ移植されたものでいろいろな種類があり、お見事というほかない。ここ、広島では26回目の一般開放日となるそうだ。

 せっかく五日市まで来たのだからと、近くの友だちに電話する。どこかへ出かけたのか電話が通じない。しばらくして連絡がある。車で迎えに来てくれるという。その人の家にお邪魔してしまった。帰りには催し物のチケットやお取り寄せした品物などをいただく。まさか家に伺うとは思っていなかった。旅のお土産もほとんどない。だが、何かを持ってくればよかった、と申し訳けない気持ち。つぎに会うときはお返しを…。帰りは広島駅まで車で送ってもらう。ありがたい!

 夜はカープのテレビ観戦。負ける気がしないくらい勢いづいている。見ていて気持ちがいい。勝った試合の日は「試合結果」をああじゃこうじゃとネット上でファンが騒ぐ。その会話を見るのがささやかな楽しみ。これを見ていると、何か地球がまわる気がする。気のせい?と思ってラジオをつける。何と九州で大地震が発生。その後はテレビもラジオもネットも地震情報ばかり。本当に怖い!今朝の時点では100回以上の余震が続いているという。これ以上、酷いことにならなければいいけど…。

 楽しい一日は地震で吹き飛んでしまった。明日の災難は我が身に起こるかもしれない。ともあれ、今日も元気を出して悔いのない日にしよう!

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