朝から眩いばかりの太陽が輝く。 昨日は出していなかった東京にいる唯一の甥っ子から写真年賀状が届く。母の不幸の際、甥っ子夫妻と初めて会う。母に手がかかり甥っ子の子供2人とは会っていない。初めてその子供たち2人と写真でご対面。
共に男児。生まれて2ヶ月の子供もお宮参りの晴れ着姿で元気そうに写っている。
自分に子供がいない。それだけ、姪や甥っ子はわが子のようにかわいい!また、それと同じくらい姪や甥の子供たちもかわいい!
昨日は日中、留守にしていた。姉の娘である姪から2度も電話がかかっている。家に帰ってすぐにかけなおす。姉宅からの帰りに我が家に来ようとしたらしい。お目当てはお年玉!?それがわかっていても訪ねてくれようとした気持ちが嬉しい!
お年玉は会ったときあげると言ってチビたち3人に話すと喜んでいる。
いくらかわいいチビたちも東京にいる妹の子である甥や姪、またその子供たちとはなかなか会うこともない。
母の介護で明け暮れてまだ会っていない東京の甥と姪の子どもは男児4人になった。当然、母も会っていない。これで父母のひ孫は男5人、女2人になった。このことを一番喜ぶのは男の子がいなかった父かもしれない。
年末、暇さえあれば本を読んだ。この本はその中の一冊。またいつものように気になるところを記そう。
『徹子さんの美(み)になる言葉』(黒柳徹子 講談社、2008年)
★家族で夕食をともにする、そんな普通のことが、実は長続きしないのです。命があること。人の心と心が通じ合うこと。人生で、それ以上に幸せなことはないのです。家族が、顔を見合わせる時間は、実は、そうはないのです。この本で、私はみなさんと、言葉がもたらしてくれる幸福について、考えていきたいと思います。20p
★心に不調をもたらさないためには、どうすればいいか。その答えが、「好きなことをする」ということです。32p
★何かを始めるのに、「早すぎるとか」「遅すぎる」ということはないんです。43p
★どんなに他人を羨(うらや)んでも、自分は自分なんです。だったら、その個性を活かしていくしかない。ただ、私にとっての飯沢先生のように、一人でもいいから、自分をわかってくれる人に、出会うことは、絶対に必要です。52p
★いつまでも若々しく、きれいでいたければ、「何だろう?」「もっとしりたい!」っていう好奇心を持って過ごすこと。せっかく生まれてきたからには、自分の魂が自由でいられる環境に、常に自分を置くようにしないと、もったいないですよね。54-55p
★何かあっても、そのときはそのとき!だって、たとえば自分の将来のことをあれこれ悩んで、綿密に計画を立てても、そのとおりにはならないでしょう?これから起こることを想像してもムダなのよ、当たらないから(笑)。自分の人生、いまやっていることは、一応、自分で選んでやったことでしょう?だったら、信じて続けることが大事なんじゃないかしら。79p
★私が尊敬する方は皆さん謙虚なのね。125p
★私は、そうやって尊敬できるかたたちから、これまでたくさんのことを教わりました。でも、その教えのうち、ひとつ共通することがあるとすれば、「落ち込みさえも笑い飛ばして、今日一日を何があろうと生き抜くのだ」ということ。127-128p
★褒め上手はコミュニケーション巧者ってことかな。…まず、相手を観察して、褒めるポイントを見つけることから始めたらどうかしら?164p
★人生のうち、たった数人でも、よき理解者にめぐり合えれば、それだけで幸福なのなのではないかと考えます。そして、「自分のことをわかってもらう」ために、人間が使う道具は、言葉です。素敵な人と出会ったときには、かならず素敵な言葉との出会いもあるのです。204p
ここに上げた言葉はどれも当たり前のことかもしれない。そのなかでも妙に納得するところは次のこと。「何かあっても、そのときはそのとき!だって、たとえば自分の将来のことをあれこれ悩んで、綿密に計画を立てても、そのとおりにはならないでしょう?これから起こることを想像してもムダなのよ」。
今のこの状況を若い頃は決して想像していなかった。かなり将来に不安を抱いて生きてたかもしれない。それが、今や人一倍ノンキな性格に変わっている。人から先のことを聞かれることもある。何故、先を思い煩うのだろう。
その時、徹子さんのこの言葉が当てはまる。「綿密に計画を立てても、そのとおりにはならない」。
世の中、考えたとおりには決してならない。成るようにしかならない。だからといって、なにもせず自然のままに生きていてはいけない。毎日、頑張っていれば何とかなるもの。これまで生きてきてこれを一番実感する。
今日も頑張ろう!
0 件のコメント:
コメントを投稿