気に入ったパフィオペティラム |
購入した蘭 |
昨日は「日本画の精華」と銘打った美術展に出かける。30年以上前に1年ほど水墨画を習ったことがある。今は日本画。 若い頃なのに何故、水墨画だったのだろうか。
高校の頃は3年間、琴を習った。洋楽器を習おうとした。だが、中学から習っている人たちのいるクラブ入部に躊躇し、和楽器を習う。 自分で収入を得るようになったら、楽器を購入して西洋の楽器を習おうと決めていた。今や、しっかりと和楽器とおさらばしている。
絵画もそう。水墨画は忘れてしまい、今や日本画。それもいわゆる花鳥風月でなく自然なモチーフにひかれる。美術館のパンフによると、明治維新後、西洋から流入した油彩画が西洋画であり、日本古来の伝統に根ざした絵画を日本画と呼ぶらしい。昨日の日本画の展覧会でも小林古径の「実と花」にひかれる。
日本伝統の楽器も絵画も年を重ねるに連れて比例して好きになればいいはず。ところが今やそれと逆行しそう。
美術館を後にするとデパートめぐり。ところが、目指すデパートを間違え、駅前のデパートへバスで移動する。
お目当ては蘭展。見事に咲き誇った蘭の数々。見とれてしまう。
いわゆる蘭らしい色の花びらでなく茶系統の蘭の花に眼がいく。見とれて携帯で写していると声をかけられる。写している蘭の花の下の段に2鉢、蘭を展示している人だった。
どの人もその蘭を写真に撮っているとその人は話す。そういわれて、その人の写真も携帯で写す。蘭についての育て方を聴くと子育てと同じだとその人はいう。だが、子供はいないらしい。
生きているものはヒトであれ、モノであれ、育て方はおなじということだろう。これはレモンにも当てはまりそう。
親切にいろいろと教えてもらうと蘭を育ててみようという気になる。横に蘭の売り場もある。そこで同じ系統の気に入った蘭をその人に見てもらって購入する。係りのヒトはその人が洋蘭の会員である旨、教えてくれて丁寧に持ち帰り用に包んでくれる。
1日の大半は南東向きの部屋で過ごす。日中は陽射しがあり、暖かい。蘭には丁度いい部屋かもしれない。ただ、夜半には窓側から内側にずらしておくように教わる。教えてくれた人は蘭展初日には毎回、会場で受付をするらしい。昨日も10時から3時まで受付を手伝い、終わった頃に出会ったようだった。
次回の展覧会には初日に伺うとお礼を述べて、その場を後にする。
これから当分、蘭を眺める毎日が続きそう。今日も元気で!
0 件のコメント:
コメントを投稿