今日は冷たい朝。お昼からは今年の泳ぎ初め。暖かくなればいいのだが…。
最近、知らないキーワードを見聞きする。先日の美術の講座ではイーゼル。スペイン語では講義後のハグのアブラソ。同じ教室の人から皆がもらった宝石のスピネル。昨夜はいつも訪問する人のメールにあったフルスロットル。今朝読んだ古澤巌のロンカブ。
イーゼルは画架。アブラソはハグ。スピネルは鉱物の一種で尖晶石ともいい、産地はミャンマー、スリランカ。ミャンマーに行かれる人だから買ってこられたのだろう。
フルスロットルはエンジン全開で加速するの意。ロンカブはサラ・サーテのロンド・カプリチオーソ。さっきYOU TUBEで聞いてみた。古澤らしい曲で一度生で聞きたい曲。
知らないキーワードは辞書では無理なこともあり、タブレットやパソコンで検索するに限る。とはいっても頭で覚えきれない。メモするわけにもいかず、すぐに聞くに限る。
人からいわれたことがある。何でも知ったかぶりをせず知らないことを知らないというのがいいところだと。
話は変わって、昨日の朝刊に掲載された評論家の森本哲郎氏の訃報。ファンだっただけに淋しい!
昨日、スペイン語へ出かける前に、以前、氏にサインしてもらったり一緒に写った写真を探す。
写真の日付は1997年11月29日。全日空ホテル(現、ANAクラウンプラザホテル)で行われたシンポジウム。基調講演は森本哲郎氏。人に誘われて参加する。
以前からファンでもあり、『世界への旅』シリーズも全巻揃えていた。その1冊の表紙カバーを外して会場に持参。シンポジウム後の立食パーティー。カメラも持参していた。
会場のメインテーブルにいらっしゃる氏を見つける。勇気を出して近づき、サインをお願いすると気安く応じてくださった。持参していたサインペンを差し出すとご自分のペンで私の名前を入れて書いてくださった。
その時、話していた様子を友が写真に写してくれている。そして、サイン後は一緒に記念写真もお願いする。氏を真ん中にして友と3人で写った。氏も入れて3人とも笑顔で写る。その様子を見ていた偉い方々から一緒に写真を撮ってくれとお願いされる。
その当時の某大学学長、教授ほか計5枚写す。学長からは名刺を渡され、写真も送ってあげた。ずっとそのお礼の意味もあってか年賀状をいただいたりした。最近はご高齢になられて年賀状も来なくなる。
写真を見ると16年の歳月はやっぱり若い!ブスはブスなりにかわいい?、と思ったりする。
全巻揃えた本はまだほとんど読んでいない。外国へ関心を抱いたこともかなり氏から影響を受けている。
今思えば、勇気を出してサインしてもらってよかった!
今朝の地元紙に「自分は何をしていると元気なのか?」を問いかける。明日の成人の日を前にして小林照幸が「元気になること探そう」と題して書いている。
知らないことを知ったり、サインをしてもらったり、一緒に写真を撮ってもらうことは人から見れば馬鹿げたことかもしれない。しかし、私にとっての「元気になること」は一見馬鹿げたことでも「これっ!」と思ったことに向かっていくこと!?
今日の「元気になること」は泳ぐこと。もう少ししたら泳ぎに行こう!今日も頑張って!
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