新聞によると今日の天気予報の最高気温は札幌32度、大阪37度、広島35度、那覇30度。
これをみると北海道よりも沖縄の気温が低い。こうなってくると避暑地は北海道を一気に南下して沖縄になりそう!?これだけみてもやっぱり異常気象だ。
異常と言えば何も気象だけではない。今日は昼過ぎから前期の期末テストの日。遅れないように、と前の日から気合を入れる。ところがそれも行き過ぎると異常な行動になる。
何を迷ったのか、大学近くの最寄の駅までJRで行く。そこまで着いてバスに乗れば試験に遅刻することはない。それなのに駅の到着時刻が早すぎた。バスがやってこない。ふと気づく。JRに乗る時刻を間違えていたらしい。何と40分も早く家を出ている。
試験を受けるため部屋に入るといつもの様子と違う。大半の人が席についている。一緒に学ぶ若い学生は入学後初めての期末テスト。意気込みが違う。いつもの席も空いていない。先生は答案用紙を配っている。小さい声でどこに座れば・・・と学生に聴くと席順表が貼り出されてい.た。
試験が終わって外に出ると、約1年前にスペインへ行ったときのバルセロナのガイドさんと出くわす。声をかけると誰かわからない様子。神父さんや音楽大学の人たちと・・・と話すとわかってもらえた。
挨拶ぐらい”Buenas Tardes”(こんにちは)と言えばいいものをとっさのことでそれも言えず残念!聴くところによるとバルセロナで聞いた名前と大学に登録してある名前は言い方が違うらしい。正式な名前を教えてもらう。すると、やはり大学の時間割表に掲載されている。
そして「スペイン語はどうですか」とか「来年も習いますか」とか聞かれる。さらに2,3語早口のスペイン語で話される。短時間の立ち話だったけどスペインが懐かしかった。
家を出て大学へ行くJRの中で1年前にスペインヘ・・・と思っていた。その矢先に再会するとは・・・。「思いは通じる」とよくいわれる。まさに・・・。
家に帰る途中、最寄の駅で降りていつもとは違う道を歩いていると、八百屋の店先に籠に盛ってあるトマトが見えた。形が揃った真っ赤なトマト。見るからに美味しそう。八百屋へ行くことは何十年間一度もない。それなのに珍しく前を通りかかって見つけたトマト。
中からお店の人が出てきた。値段も分からないままに一籠購入。何と@¥300だった。安い!8ヶあった。
家に近づいてくるといつもは開かずのよその家の門扉が開いている。その家はこの辺りでは珍しく純日本風の立派な家。その家の塀は一枚の木材で出来た民族調の和式テーブルを大きくしたような木で作られている。誰が見ても豪邸。その家の門扉が今日は業者による剪定作業で開いている。
何十年も生きていて、塀の中をみたことがない。家の主らしい人がいた。思わず「見せてください」といって中に入る。奥に広がる純和風庭園の前で水禽窟が涼しそう。「観光地のような庭ですね」というと「これが結構暑いんですよ」という。中に入った限りでは暑いどころかひんやりしている。
ちょっと外に出るだけでいろんなモノ・コトに出くわす。明日から8月、夏休み。思う存分外に出よう!
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