2012年5月15日火曜日

2つのフルートレッスン曲

火曜日は忙しい。早めにお昼を食べて大学へ出かける。さすがにその雰囲気にも慣れてきた。だが今日の先生は風邪気味で声を出すのが辛そうだった。

講義も終わると、市内へ向かう。大学の最寄駅からJRに乗ると、若い研究生と隣り合わせになる。彼は院生時代、同じゼミを受けていた。先日の講演会でも偶然一緒になる。

先日、中国へ旅行した。その話をすると、昨年2ヶ月くらい北京に行っていたらしく中国の話が弾む。最近の中国事情を広島駅に着くまで話す。3年間、大学にブランクがあるのでそこでの知り合いは少ない。ところが、時々先生とか、今日のように同じゼミ生と話すと自分自身若返る。なんといっても大学と言うところは世間とずれている。そのためか年齢差が全く気にならないところだ。それは年を重ねて学びに行くモノにとって、いいことなのかもしれない。

広島駅でわかれ、フルートのレッスンに向かう。その頃はお腹もすいてくる。レッスン近くのカフェに入ってティータイム。その後早めにレッスンへ。レッスン前、控えで練習する。吹くとき音が震える。この現象は何故か?先生はあれこれ考えてくださる。以前はなかったこと。自分自身でもよくわからない。一つずつ原因をさぐるため先生の言われるとおりにやってみる。

その結果、わかったことがある。それはどうも息の出し方がお腹から出すのでなく口から出しているからだとか。ソノリテではいい音が出るようになっているらしい。だがその後の練習で音が震えるときがある。曲をさらうときは音は震えないようだけど・・・。

明日からは一つずつの音をお腹から出す練習をする。これが今年の課題。課題はどんどん増えていく。

今日は「小さなくろん坊」をさらう。次回からは「ロマンツェヘ長調」(Romanze op.50)ルートヴィッヒ・ファン・ベートーベンの曲。先生が吹かれる曲を聞いて思わず「かっこいい!」と言ってしまった。新しい曲をさらうとき、吹けるようになるといいなあと思って練習する。練習して吹くことができて曲らしくなるとき、とても嬉しい。この楽しみがあるからこそフルートを長く続けているのかもしれない。

これまでいろんな曲を吹いてきた。もしもこの曲が吹けるようになったなら、それはそれは嬉しい!私にとっは大作である。

今日はまた、発表会の曲も決まった。「亡き王女のためのパヴァース」M・Ravelの作曲。以前、簡単な楽譜で吹いたことがある。今日もらった楽譜は以前のものとは違って難しい。同じ曲でもアレンジによって曲が変わってくる。

2曲を同時に進めていく、といっても発表会はまだ先の話。2つともいい曲なので吹けるようになるのが楽しみだ。頑張って練習しよう!

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