2011年9月19日月曜日

敬老の日の朝に

敬老の日の朝、目が覚めると久しぶりに太陽が輝いている。気持ちいい朝だ。朝食を済ませ新聞を読みながらTVをみていると一人の女性のヒューマンドキュメンタリーを映し出している。「画家ー堀文子93歳の決意」である。

敬老の日にふさわしく人々を勇気付けてくれる番組であった。

聞き手は作家の戸井十月。戸井はバイクで世界を駆け巡る人。その戸井が堀文子にインタヴューしている模様がTVから流れる。堀の一言一言語られる言葉がみるものを惹き付ける。なかでも「老年になっても甘えている暇はない」「知らないことがどんどん増えてくる」「ホンのぺんぺん草でいい」「美とは生き生きしていることであり生命力だ」「無駄なことはない」など…。そして放送の最後には「息の絶えるまで感動していたい!」といって締めくくる。TV画面に流れる最後のテロップは「群れない 慣れない 頼らない」とも。

また放送の途中で堀の夫が病気でなくなったあと、40過ぎの堀は一人となり外国へ3年放浪の旅に出る。その中でメキシコへ行った際のメキシコのマヤ文明について話をする。

メキシコへは行ったことがない。アメリカ大陸は10余年前ペルーに行ったときロスに立ち寄ったことがあるだけだ。この番組でメキシコに惹かれてしまった!

幸いスペイン語を学ぼうと決めているので少しは話せるようになったときメキシコへ行こう!

そして堀文子の書いた文章も読みたくなる。

最近、本をゆっくり読む暇がなかった。それでも一昨日と昨日は堀田善衛の『スペイン430日 オリーブの木の陰に』を読み終える。当分は堀田と堀文子の本を読んで読書の秋としよう!

秋!といえばコスモスも見に行きたい!それはフルートの発表会後、県北にある国立備北丘陵公園の100品種、150万本の日本最大級のコスモスを見に行こう…。

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