2011年9月12日月曜日

聞いてみるものだ!

スペインからの帰国途中の機内で決心したことがあった。来年4月に大学の科目等履修生となってスペイン語を習おう…と。

帰国後3日目、2年半前に修了した大学のHPから入学案内を探し科目等履修生について検索した。

ところがいくらシラバスでスペイン語のネイティブの先生を探しても見つけることができない。仕方なく、入学手続きの手順なども知りたいと思い大学の事務局にメールを送る。

すると今朝、その返事が入ってきた。スペインで知り合ったガイドのサントさんは6年前から探してもこの大学には在籍せず他の大学ではないかという。だがフランス語の先生で似たような名前の人がいる。研究総覧を調べるようにとの事で探し出したが顔も目的の人と違っていた。

仕方なく大学にネイティブでなくてもいい旨連絡すると、今また返事がきた。来年度のスペイン語の詳細は決定していないが、ネイティブの先生の授業の可能性が有るとのこと。そのため大学から連絡するまでしばらく待つようにとの事だった。

それにしても最初の問い合わせに「意欲を持って問合せいただいたところに申し訳ないのですが…」と書かれ、一生懸命サントさんについて調べてくださったことがありがたかった。

ともあれ、来年度たとえネイティブの先生でなくともスペイン語の講座を受けようと思っている。

これを書いている途中、9年前の夏のことを思い出す。会社をリストラされた。最後まで勤めたかったがそれも仕方がない。会社を辞めてもJRの定期を買って毎日街中の図書館まで出かけていた。その2週間後、市の交流プラザで大学の入学案内のパンフレットを目にする。アンテナを張り巡らしていると自然に目に入るものだと知ったものだった。

パンフを持ち帰ったが入学できるような大学ではない。放送大学でもと思ったりしていた。ところがもしかして頑張れば…と思い、その大学で博士号をとった中国の留学生にすぐにメールして入学にそろえる書類の書き方の本を教えてもらった。また京都の大学で20代で博士号をとり広島の大学で助手をされていた若い先生にひろしまアジア塾でゼミを受け持ってもらったことがある。その後北海道大学に赴任したばかりのその若い先生に、これまたメールでどうすればよいか教えてもらった。

その若い男の先生はとても長い文のアドバイスをメールでくださり、大体の要領がわかってきた。今は大阪市立大学に転任されている。

この2人のアドバイスがなければ到底大学には入れなかっただろう。本当に感謝している。

北海道大学に赴任されたとき、広島からの塾生男女4人は札幌の先生を訪ねた。当時新婚の先生夫妻は車で北海道内を観光してくださった。ジンギスカンも食べた。北海道大学の先生の研究室にもお邪魔したこともあった。

もう一人の中国の女性の留学生とは中国語の先生と生徒として知り合った。今は〇〇大学の先生であり、その人とは九寨溝に行く時会おうと思っている。

ブログを書きながら、9年前のあのファイト一杯だった頃の気持ちが蘇ってきた。その頃から9歳も年齢を重ねてしまった。それでも気持ちだけは衰えてはいけないと常に言い聞かせて…。

すべては大学からの返事を待つことにしよう!

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