昨日学部時代の指導教官から大学のロゴが印刷されていない真白い封書が送られて来た。何事かと思って恐る恐る封筒を開けると所属する研究会の案内であった。そこには「〇〇先生退職記念行事」と銘打った研究会とパーティーの模様が書かれていた。
退職される先生は院生時代の主の指導教官である。他の学部から院に入ったモノに対して始めはどうなるものかと心配したと2年半前の修了パーティーで聞いたことがあった。学部卒業当時の院は前年にできたばかりだった。そこで前からある他の学部の院に入った。だがそこでは何もわからず右往左往する日々だった。その様子を先生は察知されたようである。
今回の世話役は学部時代の指導教官である。学部の卒業パーティーに出席するよういわれたにもかかわらず、アサちゃんに手がかかりそれを断念した経緯があった。それ以降も忙しくしていてご無沙汰していた。
同封の葉書に出欠を書く際、先生にそのお詫びを書き、またアサちゃんが亡くなって時間的な余裕も出来たので出席する旨の返事を出した。
それにはさらに退職される恩師の「思い出の記」の原稿募集もあった。それも記念になると思い応募した。
2年半前の修了パーティーはアサちゃんの3女にアサちゃんを看てもらって短時間出席した。そのとき大学の先生や若い院生は皆良く飲むという印象をもった。一升瓶を手に持ってお酒を注いでいた。そしてまだ修了できるかどうか不安でいたモノに対して先生はその後の修了試験の発表まで決してOKだとはいわれなかった。ただまだ何かを続けたいと告げたとき研究生で来るようにといってくださった事を思い出す。
だがそれも物理的に無理だとわかりあきらめた。ただ修了できたことだけで由とした。
それから2年半経った。これからは時間的にも自由であるため連絡あるものはなるべく出席しようと思っている。
昨日の夜はフルートの先生にお土産をことづけた人からメールや電話をもらった。電話の人は先週フルートを習った際、一緒にスペインに行った知人が先生たちに「完全復帰」したといっていたと教えてくれた。我が状況が元のように元気になったということらしい。
それを教えてくれた人は一緒に行った知人にそのお礼をするようにとTELで話す。電話を切るとすぐに一緒に行った知人にTELしてその話をした。
一緒に行った知人の格言は「スペインへ行けば(皆)元気になる!」。
スペインをバスで移動中、広い地平線が見える草原にはただ牛や羊がいるだけで人の姿は全くない。知人はしきりにそれをいう。それほど広い国であるスペインへ行けば何もあくせくして働くことはない。ゆったりと過ごせば誰も皆元気になれるというのである。確かにそうかもしれない。
おかげで元気になって帰ってきた!
そして誘ってくれた人を差し置いては悪いと思い同行者の誰ともアドレスなど交換していないというと大笑いする。知人よりも皆と親しくなったというのだろう。それもそうかもしれない。我が本領すべてが旅行中に出てしまったのだから…。
電話で話しているモノも笑い転げるが知人はその話を聞いてもっと可笑しそうに笑う。それもこれもすべて同じ人間の話なのだが…。
さらに旅行中に話したことがある。知人は「100歳まで生きて老人ホームで相手を探して…」というのである。それを再度電話でするとまだまだ人生は残っていると笑って励ましてくれる。「100歳で花を咲かせるから…」と笑ってというとまた大笑いする。
まあこの際何でもいい!人生楽しくをモットーに…。頑張りましょう!花の100歳を目指して…。
0 件のコメント:
コメントを投稿