2022年12月14日水曜日

春帆楼のフグ

 今日の予想最高気温は8度。これまで最高気温は2ケタ台だった。寒くなりそうだ。寒くなれば冬眠とまではいかないがそれらしき毎日になる。地元紙を見ると「おいでませ山口」として「旅々山口割プラス」の旅行支援を宣伝している。12月20日までの旅行支援が27日まで延長された。その知らせなのだろう。山口といえばフグ。ネットニュースによると日本で初めてフグを食すようになったのは下関にある春帆楼。10月に長州へ一人で出かけた時、李鴻章の道に春帆楼があった。

 春帆楼は以前、広島にもあったが今はない。今から10年くらい前、恩師の退職記念の会が広島の春帆楼で開かれた。その時、春帆楼で食べたフグ刺しは大きなお皿に一人前ずつ出てきた。すべてがフグ尽くしで豪華な食事だった。この春帆楼が下関に来た人にカレンダーを無料で配るという。

 今年の秋もJRは下関のフグと新幹線がセットになった商品を売り出した。以前だったら2人から催行だったが今年のパンフを見ると1人でもOKのお店がある。しかし、春帆楼は2名からになっている。日本画教室の人を誘って下関へフグを食べに行こうとした。が、コロナの感染者が日ごとに増えて皆で行くのはやめた。それならばと年が明けて1人で、と思ったり。その時は春帆楼でなく門司にある三井倶楽部を考えている。

 寒い毎日が続く。家にいるときは司馬作品を読み、その合間に笛を吹く。今はもっぱらドルドラの思い出を吹いている。ドルドラの楽譜を見ると五線譜の上部に斜線が2本書いてある。カエスーラだ。この曲の前半部にカエスーラが頻繁に出てくる。出てきた箇所の音を中断するようにして吹くカエスーラ。この曲は寒い冬が過ぎて一気に木々が芽吹くかのような気持ちになる。それほど潔い曲に思える。


 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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