2022年12月11日日曜日

絵の道具あれこれ

 揉み紙を貼ったサムホールに蓮の花を描いている。若い人は先生が持参された黒いケント紙にクレパスで花を描く。クレパスと聞いて小さい頃にクレヨンを使っていたことを思いだす。クレヨンとクレパスはどう違うのかを電子辞書で調べるとクレパスは「クレヨンとクレパスの両方の特色を合わせた棒状の絵具」とあり、「商標名」で「パステルクレヨン」と言い換かえることもあるとか。またクレヨンは「棒状のろう絵の具」「洋画・児童画に使う」「クレオン」とある。

 クレパスで描いている絵を見せてもらうとメルヘンタッチの絵になっていく。教室の人はクレパスに魅せられたかのようで先生は用紙を調達する旨話される。白いケント紙は日本画を習い始めた9年前に、1冊買って途中で描くのをやめている。先生にそのことを話すと教室に持ってくるようにと言われる。家には日本画を習い始めたころに買い集めたF6大の分厚いスケッチブックも何冊かある。先生にそれも話すとスケッチブックをばらして教室に持ってくるようにと言われる。モノを習い始めると「まずは格好から」の意識があって言われるものをそろえたくなる癖がある。そのため絵に関するモノが溜まりだす。以前、教室の人にお土産にもらった土佐和紙ももらったまま家にある。それも教室に持ってくるようにと先生に言われる。

 家にそのまま寝かせていても仕方ない。最近はスケッチブックにスケッチをすることもなく写真から絵に仕上げている。そのため、スケッチブックやケント紙で絵を描くことがなくなった。ケント紙のスケッチ帖を見ると絵を習い始めたころなので割と丁寧に色鉛筆で描いている。これを眺めていると絵を習い始めたころを思い出す。元来、絵心が全くないのに人に強引に誘われて絵の教室に入った。それも日本画教室に。今思うと(よくも丸9年習い続けたことよ)、と思ってしまう。今や、絵がどうこうよりも教室で皆とわいわいがやがやと絵を描くのが楽しみとなった。そして教室が終われば皆でカフェに行き、そこでも話が盛り上がる。昨日は5人でカフェに行った。来週は今年の絵の教室が終わる日。その後はいつもとは違うお店に行く話が出る。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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