2022年12月19日月曜日

『80歳、何かあきらめ、何もあきらめない』

 昨夜のM-1グランプリ、面白おかしく見た。ただ、優勝したウエストランドの漫才の時だけお風呂に入っていたので見ていない。上位3組の優勝決定戦の漫才もウエストランドだけ見逃す。今朝、YOU TUBEを探すと早くもウエストランド優勝時の漫才のアップがある。ウエストランドの名も初めて聞いたし、漫才も初めて動画で見た。漫才本来の正統派漫才師に思える。

 お笑いといえば欽ちゃんがいる。欽ちゃんのYOU TUBE「80歳の挑戦」を見ている。(最近の欽ちゃんの著書は)、と思って図書館のHPで探すと『80歳、何かあきらめ、何もあきらめない』(萩本欽一 主婦と生活社、2021年)があった。早速借りて読む。

 何歳になっても新たなことに挑戦し続ける欽ちゃんは素晴らしい!この本の中に奥さんを亡くし、その最期のころに交わした「ありがとう」の場面がある。涙を流しながらこの箇所を読んだ。奥さんが元気だった頃、決して欽ちゃんに「ありがとう」をいわなかったそうだ。ところが、欽ちゃんが「ありがとう」を催促するともう先がないとわかったのか、「ありがとう」を言ったとある。それも日を改めて3度も。そのくだりは読むものの涙をさそう。そして奥さんが言葉を発せられなくなって欽ちゃんが奥さんの手を握るとぎゅっと握り返してくれた、とある。

 この場面は父との最期の朝、自分自身も経験しているのでよくわかる。話は出来なくても手を握ると父も握り返してくれた。母も亡くなる半年くらい前から言葉が発せられなくなった。最期のころ、病室に行くと母は目を見開いてじっと私の顔を見つめた。何が言いたいのかその時はわからなかった。が、もしかしたら「頑張るんよ」とか「しっかりしんさいよ」と言ってくれたような気がする。この後、姉が病室に入ると母は目を閉じていたという。自分自身の父、母のことを思いだしながら本を読んだ。

 以下はこの本のなかから気になる箇所を記そう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★欽ちゃん流「健康」の流儀

歳をとってからは 自分の「身体」と弥次喜多道中。

身体が思った通りに動かず、違う人生がやってくる。

それを「笑い」に変えていこう。

「終活」なんて、マイナスなことは考えずにね。(42-43p)

★でも、遅くたって気づいたらそれを変えていけばいいんです。僕の場合は、テレビの仕事をほぼやめた40代で、河合塾に入りました。正式に手続きをして、千駄ヶ谷校に通ったんです。でも、周りの塾生たちが落ち着かなくなるという理由で、途中から僕の家での個人授業になりました。この勉強がどれだけその後の仕事に役立ったかはわかりませんが、勉強って死ぬまで必要なんじゃないかなと思っています。(50-51p)

★夢がでかすぎるとなかなか辿り着けないけど、小さな夢ならまだいくつも叶えられる、と今も思っているしね。つい最近も、YOU TUBEデビューをして、また一つ夢を叶えたところ。新しい仕事に挑戦したとたん、気持ちも身体も活性化して元気になっていくのを実感しています。この分だと、僕の母親のように、100歳まで生きちゃうかもしれないな。(185p)

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