2021年8月8日日曜日

サムホールに描く

  3週間ぶりに日本画教室へいく。お昼過ぎに家を出てJR最寄り駅に向かう。が、なんと道中の暑いことか。こうまでして習いに行かねばならないのかとふと疑問に思う。これもすべては家にいることに慣れすぎて心身ともにおっくになっている証拠だ。今週は送ってもらったチケットをもって水彩画を見に行く予定。こう暑くては、と思うがさてさて。

 教室に入るとまるで天国と思えるほど涼しい。それもつかの間、コロナ対策で扉と窓を開けている。これでは絵を描くどころじゃない。先生は後ろの窓を閉めて、室温を下げて、と暑さ対策。やっと落ち着いて絵を描く。

 サムホールに枯れ木(?)を描く。くねくねした枝をサムホールに転写する。が、カーボン紙が薄すぎてうまくトレースできない。カーボンの色を濃くして転写する。なんとか描けた。次は空の色を転写したところを塗らないようにして彩色する。時間があるので木々の生い茂る様子も色付けた。

 前回、以前習っていたという人が教室に来られた。昨日から絵を再開するらしく教室がにぎやかだ。広い部屋に先生と生徒5人の計6人が絵を描く。どの人も手よりも口が動く。あと1,2か月過ぎれば絵を習い始めて丸8年になる。月日の経つのは本当に早い。まさか自分が絵を習う、とは夢にも思っていなかった。皆さん、どういっても2、30年選手のベテラン。8年くらいはまだひよこ。まさか、と思いながらの絵の教室にもだいぶ慣れてきた。が、時にスランプに陥ることもある。その時は(まあ、いいか)と適当に考える。こうして描いた絵が増えてゆく。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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