2021年8月6日金曜日

「世界一番紀行」を見る

 連日猛暑日が続いている。午前中、定期的に通っている眼科へ行く。自転車に乗らずに歩いて行くがバス道路沿いに歩く人は全くいない。眼科に着くと来院の人もいない。ただ、眼圧を測っただけですぐに帰る。眼圧は13と17で異常なし。途中、最寄り駅に隣接するスーパーに立ち寄る。デパートと違ってスーパーの売り場は何処も同じ。3品だけ買って家に帰る。ちょっと歩くだけなのに家に着くと汗が噴き出る。昨日の広島は3か所で今年の最高気温を更新。暑いはずである。

 午後はテレビで<「世界一番紀行」世界で一番の迷宮都市 ~モロッコ・フェズ~>を見る。番組HPには「東西2.2km、南北1.2kmの旧市街に、路地の数が13000、袋小路は1000あまり。一度足を踏み入れたら、必ず道に迷うといわれる迷路の街、モロッコのフェズ。けれども、一見、混とんとしているこの街にも、“安心の生活”と“暮らしのルール”があります。フェズが誕生したのは、9世紀のころ。千年の歴史を持つ都には、どのようなルールが隠されているのでしょうか?女優・夏木マリさんがこの街の真相に迫ります」とある。

 旅のお供は夏木マリ。この人、日本に住むモロッコ人かと思えるほどフェズの街にマッチしている。モロッコへは5年前の3月に出かけた。この番組の最初の放送は2009年。フェズといえば狭い路地となめし皮を思い出す。一人では到底歩けそうにない迷宮都市だ。なぜ迷路になっているのか。それは家の中を広くとるために路地の道幅を3.2mと狭くしているから、とか。狭い路地には火災が起きやすい。そのため家の玄関口が交互に建てられたそれが迷宮都市となったようだ。

 なめし皮の工場を映し出す。テレビを見ているだけで現地で見たあの嫌な臭いが漂ってきそうだ。なめし皮もそうだが金物屋など大半は世襲制らしく、「負けたくなければ、父の仕事を継げ」という諺がモロッコにはあるそうだ。

 男性は外に、女性は家の中に、と区分けされている。が、近年、法律が変わり女性の権利が認められるようになった。とはいえ、夏木マリがある家を訪れた際、26歳の女性を外に連れ出そうとすると待ったがかかる。一日中、家で洋服を縫っている女性は外に出かけることがない。夏木が親たちを説得して旧市街を見下ろせるホテルでの食事に誘った。女性は外に出歩くことがないためウロウロきょろきょろするばかり。ホテルロビーに掲げてある絵を見ては美しいものがあると言ってさらに驚く。

 食事の場面では夏木が外国に行くと自分の国がよく見える、と話す。これを聞いた女性は自分自身も外に出てみたい、と言う。女性に洋服を作ってもらった夏木マリ。似合っていた。女性の夢は洋品店を営むことらしい。

 旧市街のフェズはフェズ・ブルーといわれるほど青い海のように奥が深い。また青の緑色はイスラムの平和の色だそうだ。そして、あちこちから職人が働く音が聞こえてくる。音の街でもあった。800年前に建てられたフェズの旧市街。今は新市街もできてそこにはマンションなどが建ち並ぶ。大家族で暮らす生活も新市街に至ってはその様相が変化しているという。

 モロッコへ行こうと思ったのはラオスへ一緒に行った人の話からその気になった。フランス領から独立したモロッコ。衣服や食文化はフランスの影響を受けている。夏木マリはモロッコを「住めはしないけど来てみたい街」と話していた。確かに住みたいとは思わないがどこかひかれる街モロッコだ。番組を見終わってあの女性の今を知りたくなる。

 日本も昔はまだまだ女性の地位が低かった。今もまだ女性の地位が高くなったとはいいがたい。が、モロッコもまだ低くそうだ。その中でもあの女性のように自分の意志を貫く女性もいる。

 テレビを見て、余計、遠くへ行きたくなる。それはいつになるやら。すべてはコロナ次第!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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