2021年8月23日月曜日

「独生独死、独去独来」

 今朝はやっと薄日が射してきた。降り続く雨の影響で梅雨と間違えたのか紫陽花が咲き、鉢植えのミニ薔薇も咲いている。レモンの木は天高く伸び、これ以上は自分の手に負えないと自覚する。涼しくなれば、シルバーにお願いしてレモンの木を伐採しよう。

 レモンの木は母の米寿の祝いにと姪がくれた鉢植えに始まる。それを地に植えなおして早18年。ずっと植えたままにしておきたかった。が、大きくなりすぎて困り果てる。今年は冬に3分の1か半分くらいまで坊主に切った。そのためか全く実をつけていないだろう。

 母が亡くなって10年半。その間、30年以上も前に父が人からもらって育てた糸杉やイロハモミジを2度シルバーにお願いして切ってもらった。レモンの木もお願いすると我が家の狭い庭には樹木らしいものがすべてなくなる。その後には花を植えよう。

 昨夜、ポツンと一軒家の特集があった。個性豊かな3人がそれぞれ自分の生き方を貫いて1人で山奥に暮らしている。凡人は山奥に暮らすだけでも大変と思う。が、暮らしている人たちは建物から食べ物からすべて自分で創意工夫して楽しく暮らしている。年齢も8、90歳前後と決して若くはない。が、それでも心豊かに過ごされている。ある人は家まで車が通らず、1時間の山道を歩いての生活だ。それがかえって足腰の訓練になるのかお元気そうだ。家では食事など全て自分で用意し、日中は神楽などのお面や仏像を彫って人々に差し上げるという。作った作品は専門家が作ったとも思えるような立派なものだ。

 コロナ禍や雨の毎日で気持ちに余裕をなくしそうなものがこういった立派な生き方をしている人を見ると(なんと考えが甘い)とわが身を振り返る。

 今朝の地元紙に「独生独死、独去独来」(どくしょうどくし、どっこどくらい)の無量寿経の一節が書いてある。「人は一人で生まれ、一人で死ぬ。この世に来たときが一人なら、去るのも一人」という教えのようだ。老境においても「自分の生き方をしておるんだろうか。自分らしく生きているんだろうか」と自問することが大事らしい。これはまさにポツンと一軒家に登場する人たちがあてはまる。何歳になっても誰かに頼らず主体的に今を生きている人は先の不安もないだろう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿