人生曲線を描けばどの人も1本のまっすぐな横線になる人はいないだろう。先日、ファミリーヒストリー「森進一〜絶唱の原点 苦難を乗り越え〜」を見た。この人の人生を見ていると幾多の紆余曲折を経ている。見ている側も知らず知らずのうちに涙があふれだす。戦後すぐに生まれた同世代はどの人も似たような貧しい時代を生きてきた。その反面、幸せな時代も当然あった。というか今が一番幸せな時代と思う。
番組HPによると「母方の曽祖父は明治末、鹿児島下甑島でサンゴ漁で成功。しかし祖父の代で不漁になり、朝鮮半島清津に渡って食品店を始めた。その3軒先が父方の営む米屋で、山梨出身の一家だった。戦争を経て結ばれた両親だが、森さんが小学生の時に別れる。母を助けるため中学を出て働き始めた森さんは、職を転々とするうち思わぬことからデビューする。現在、歌手として活躍する息子たちも父のことを語った。激動の時代を生き抜いた家族の歳月」とある。
人の一生の良しあしは本人しかわからない。他人からどう思われようと必死に我が道を歩む姿は美しい。番組を通して父親の生き方を知った森は筋を通す父親の性格が自分にもあるとわかり、胸のつかえが降りたと笑って話す。暇つぶしに人生曲線を描く!?面白いかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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