地元紙に101歳の石井哲代さんの記事が掲載された。101歳で一人暮らしだった哲代さんは病気がちとなり、姪のもとに身を寄せていた。ところが、元気を取り戻して再度、一人暮らしを始められた。「パタンと倒れてもその時はその時。それまでは精一杯生きて行こうと思うとります」と哲代さん。この言葉、自分にも言い聞かせたい。「パタンと倒れてもその時はその時」、そう思っていないと楽しく生きていかれない。哲代さんは偉い人、に違いない。
最近、注意して聞くようになった武内陶子の「ごごカフェ」。昨日は宮本輝が出ていた。前回出演時に「アリ」の話が時間切れで終わったそうだ。その続きもかねての出演だった。出演といってもラジオの電話インタビューだ。声を聴いていると武内とのやり取りが面白い。宮本はアリに飴玉を与えると見る見るうちに集まってきて巣をつくる、という。小さいころの体験で知ったようだ。その様子を見ているとアリはずっと働き続けるという。
そう聞いて「アリ」について電子辞書で調べた。「蟻の思いも天に登る」とある。その意味は「弱小な者でも一心に念じれば望みが達せられることのたとえ」とあり、また「蟻の思いも天に届く」、とある。アリがずっと働き続ける、とはこういうことをいうのだろうと勝手に思った。
梅雨の晴れ間というよりもすでに梅雨明とも思えるほど晴れの日が続く。緊急事態宣言解除といえど生活は宣言中とほとんど変わらず。コロナ禍以前のような生活に戻れるか、まだまだあてにはならない。大した活動もせずに日々が過ぎてゆく。こうして歳を取る自分が怖い!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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