2021年4月8日木曜日

「鴨長明 ひとりを愉(たの)しむ〜不条理な世を生きる極意」

 NHKのEテレ<先人たちの底力「知恵泉」>を見逃し配信で見た。それは「鴨長明 ひとりを愉(たの)しむ〜不条理な世を生きる極意」である。ゲストにローランドが出ている。なぜ、ローランド、と一瞬疑ってしまった。肩書はホスト・実業家とある。話を聞くうちにまともな人だ、との印象を受ける。何かを成し遂げる人は見かけはチャラくても芯があるのかもしれない。他にも大手新聞社をやめてミニマリストの異名を持つ稲垣えみ子、放送大学教授の島内裕子がゲストで出演した。番組HPを見ると以下のように書いてある。

★「孤独」「気難しい」等、負のイメージがつきまとう「おひとりさま」。八方塞がりな時代に「ひとり」を実践し豊かに生きた達人がいた!「方丈記」で有名な鴨長明。達観者と思われがちだが実像は処世術が下手で、内に籠もりがちな性向。当時は自然災害が相次ぎ、死や貧困などネガティブ要素満載な平安末期。その中で個の時間の大切さを見出し自分に楽な生き方を模索した極意とは?令和に「ひとり」の強みを自分の内に持ってみては!

 「ひとり」を実践している者としてこれを見るのは面白い。電子辞書に1000冊の本が収めてある。鴨長明の『方丈記』を探すと電子辞書にあった。本は41頁らしいが、これを電子辞書で読む。詳しい意味がつかめないままとりあえず読む。読んで方丈記の命名の由来がわかりだす。また、ゲストがミニマリストなのも納得がいく。3人のゲストは番組にあう人たちだった。

 「ひとり」は今の時代、かなり受け入れられているのかもしれない。話の意味はちょっと違うかもしれないが先日の松江の日帰り旅ではひとり参加が9人いた。次に出かける旅も半数はひとり参加と聞いている。ひとり行動ができなくて何ができる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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