2020年2月15日土曜日

(//) はCaesura(カエスーラ)

 昨日、アップしたアダージョ・ノーブルの動画。なぜ途中までしか動画のアップがないのか、と思った。動画のフルート演奏と手元の楽譜を見ながら聞くと動画のアップは「カエスーラ」という記号のところで終わっている。このカエスーラというキーワードをネットで検索してやっとわかった。画像は手元の楽譜のコピー。ピンクの箇所はフラットのついた音符をわかりやすくするために蛍光ペンで色付けして吹いている。

 楽譜最後にあるダブルスラッシュのような記号 (//) はCaesura(カエスーラ)といって、交響曲の楽譜で見かけることが多いそうだ。カエスーラというキーワードは長くフルートを習ったが初めて聞いた。今まで楽譜上に出ていても気づかなかっただけかもしれない。しかし、この名前をネットで調べても簡単ではなかった。音楽記号一覧で調べるがそのページはあってもカエスーラはなかった。仕方なく、五線譜にある斜線で……、と調べるとスラッシュ、ダブルスラッシュが出た。これは五線譜上にあり、五線譜の上ではない。次に五線譜の上にある……、で調べていく。そうこうしているうちにやっとカエスーラのウキペディアに行きつく。だが、これは詩の韻律のカエスーラだった。詩ではなく音楽用語で、とさらにカエスーラで調べると 「(//) がCaesura(カエスーラ)といって、交響曲の楽譜で見かけることが多い」と行き着いた。これでやっとOK。これは覚えておこう。それにしてもパソコン先生は素晴らしい。わからないことを教えてくれる。今回は結構大変だったけどわかると嬉しい。その意味は以下のようであった。動画が途中で終わっている意味もこれで納得。

 音楽の記譜法での、カエスーラは音楽的時間(musical time)の完全な休止(停止、中断)を意味する。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!


練習している楽譜アダージョ・ノーブルから

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