2020年2月9日日曜日

色づくもみじの絵


毛利氏庭園のもみじ



 昨年11月末に日帰りバスツアーで出かけた国指定名勝の毛利氏庭園。広い庭園内にはいろいろな樹木が植えられている。出かけた時季は紅葉シーズン真っ盛り。絵になりそうな樹木を写真に撮りながらウロウロきょろきょろする。画像はそのうちの1枚。これを本画にすべくトレースする。もみじ1枚1枚を丁寧に描こうとするが実物でなく写真を見てのスケッチのため無理が生じる。そこを我慢してさらに描く。

 パネルに地塗りをしなくては本画に描けない。膠に溶く絵具のうち、使ったことがない色をパネルに塗る。絵を習い始める時、先生に画材道具一式をお願いして購入した。色によっては一生使いきれそうにない色がある。3箱に入った水干絵具。使い切れない色の濃い紺色を方かい沫と混ぜて膠で溶こうとする。だが粒が残って滑らかにならない。手では無理なので専用の道具を使って粒を溶かす。次に塗るは濃い赤。これはすぐに溶けた。地塗りとして最後に人が塗っていた色で?と先生に問うとOKとのこと。下地は2種類の絵具と胡粉をまぜて黄土系にして塗る。次回はこのパネルを本画にしていく。

 もみじの葉っぱは光の当たり具合で紅葉する様子に変化が生じる。これをうまく表現できたら、と思うけどさてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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