2020年2月23日日曜日

ネコヤナギのスケッチ

 子供のころ、川の傍に繁っていたネコヤナギ。家の建て替えや川をアスファルトで覆ってしまいネコヤナギはなくなってしまった。昨日、日本画教室にネコヤナギ登場。ネコヤナギは先日の区の催しに先生が持参されて絵のモチーフになっていた。教室の人はネコヤナギをスケッチする。先生は私もスケッチを……、と思われたようだが、それはほったらかしてモミジを木製パネルに転写する。モミジ1つずつの転写は時間がかかる。3時間の教室で2時間ほど転写にかかる。あと1時間残っている。じゃ、どうする?となったとき先生からネコヤナギのスケッチをすすめられる。

 家に持って帰っても絶対と言っていいほど絵を描かない。これは褒められたことではない。まだ1時間もある。スケッチしよう、とスケッチ帳を取り出す。花瓶に生けたネコヤナギ。この頃は写真を見てのスケッチが多い。久しぶりに実物を見てスケッチする。さてさて、とスケッチに取り掛かると先生曰く「1本ずつをスケッチする!」。花瓶に活けたネコヤナギを全部スケッチしようとするのは大間違い。久々に絵を習い始めたころを思い出す。とりあえず、ネコヤナギ1本をスケッチした。

 ネコヤナギを描いていると先生は花の描き方を教えてくださる。習った通りに描くとさらにネコヤナギらしくなる。これに葉がつくと色どりもよくなるだろう。今はまだ小さい芽を出している状態だ。葉がつくにはまだ時間がかかるだろう。

 ネコヤナギ数本をもらって家に持ち帰る。今日から花瓶のネコヤナギがどう変化していくか楽しみ。根が生えるといいけど……。

 季節は春。この春はとんでもないものが流行して穏やかな気持ちになれそうにない。せめてネコヤナギを愛でて春を感じる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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