2020年2月22日土曜日

第397回広響定演を聞く

 昨夜は第397回広響定演を聞きに行く。出かける前、パソコンのメールを見ると広響からだ。新型肺炎が流行っている。定期演奏会の会場では係はマスクを着け、ドアも消毒液を配置し……とある。昨日はバスツアーをキャンセルした。コロナウイルス対策で何もかも中止にすると何が楽しいのかわからなくなる。今はじっと騒動が収まるのを待つしかないのだろうか。

 演奏会場に着くと席は15列目の右端。最近はこの席がレギュラー席になりつつある。開演まで席でじっとしていると前席の夫婦がせき込み始める。こりゃ駄目じゃ、と後部の席をきょろきょろ見渡す。後ろの席は空席だ。無理してせき込む人の後ろにいることもないと思って勝手に席を移動する。おかげで安心して聞けた。本来ならばこれはルール違反。しかし、これも自分を守るためには……と勝手な判断で席を変わる。

 新聞を見るといい演奏会の割には入場者が少ない。これもウイルス騒動によるのかもしれない。演奏曲目は以下のとおり。

★チャイコフスキー 交響曲第一番ト短調「冬の日の幻想」

★伊福部昭 ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲
 ピアノに小山実雅恵を迎える。

 2曲とも聞きごたえ充分の曲だった。帰りのバスに乗ると隣に座った人は演奏が楽しかったようで引き続き会員になってよかった、と嬉しそうに話される。まだまだ話したりないらしく途中のバス停で降りるとき、自分の座席を言っていた。

 プログラムを見ると4月にある廿日市市の定演では徳永二男が指揮兼ヴァイオリン演奏、とある。徳永の演奏は以前、出かけている。だが、その時は指揮だけで演奏が聞けなかった。今回は演奏が聞ける。広響会員は他の広響定演会場でも1割引きとある。週が明けると早速チケットを申し込もう。

 例年ならば春から夏になる時期は旅行が待っている。しかし、今年は「旅行」はご法度のキーワードになりそうだ。それならば、と方針を変更して音楽三昧!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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