2018年2月14日水曜日

「旧暦併用のススメ…」から

 先日、某比較文化研究会からメールが届く。それは美学の先生が書かれた毎日新聞2月12日の記事。図書館が休みだったのでネット記事を検索すると一度でヒットする。「旧暦併用のススメ 日本の季節感残したい 美学者・金田晋氏」と大見出しがある。

 文の最後に「旧正月を迎える今週、正月休みの中国や韓国から大勢の観光客がやってくるでしょう。私たちも旧暦の習慣を取り戻せば、同じ東アジアの共通文化として一緒にお祝いすることもできます。中国や韓国はバイカレンダーでうまくやっているのですから、日本だって難しい話ではありません。何もかも欧米流になびくのはやめて、もっと日本らしい生活を取り戻すきっかけにしたいですね」。なかでも特に「旧暦の習慣を取り戻せば、同じ東アジアの共通文化として…」はそう感じる。

 小さいころは年末29日にお餅をつくのはよくないとしてその前後についていた。それから間もなくして旧正月になるとまたお餅をつく。子どもながら何でお餅ばかりをつく?と思ったことがある。いつの間にかその習慣もなくなる。

 金田先生の美学の講座に通っていた。それも1年半前から休憩中。新聞記事で見る先生はお元気そうだ。「広島で畑を耕したりすることで初めて季節のリズムの大切さ、旧暦が理にかなっていることに気付きました」とあるようにシイタケやタケノコなどご自宅で採れたものをいただいたこともあった。

 ひょんなことから某比較文化研究会に入れていただき、美学の講座をすすめられる。美学がなにかも知らず、講義を聞いていく中で感動したのは「イディッシュ文化」。このキーワードはそれまで知らなかった。講座もある程度の期間を終える頃、レポートを書くようにと言われる。迷わず書いたのが「イディッシュ文化とシャガール」だった。それくらいイディッシュ文化を知ったことは強烈だった。

 それが昂じたのか昨年、ポーランドに行く。今、思えば、これも美学の講座を受けたのがきっかけだろう。何が興味へと向かわせるのか。これと思うヒト・モノ・コトに誘ってもらうならば参加しなくてはナニゴトも始まらない。そう思うとやっぱり某比較文化研究会へも参加!?ご無沙汰している。そういえば、美学の講座を受けているとき旧暦のカレンダーを入手したことを思い出す。https://mainichi.jp/articles/20180212/ddm/004/070/072000c (参照URL)

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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