BSシネマで「レナードの朝」を見る。アルツハイマーの新薬を巡る映画。登場人物が演じるアルツハイマーの姿。まるで病人そのものが映画に出ている錯覚すら覚える。それほどうまく演じている。医師を演じるマルコム・セイヤー。一時、レナードは薬の投与で見違えるほど病気が快復する。それには気になる女性の姿もあった。しかし、薬の影響はいつまでも続かず病は元の木阿弥へ。
セイヤ-はつぶやく。
セイヤ-はつぶやく。
“The human spirit is more powerful than any drug and that is what needs to be nourished: with work, play, friendship and family. These are the things that matter.”
”人間の精神力はどんな薬よりも強力です。その力は仕事、遊び、友人、家族によって養われます。それが一番大切なことです。”
この言葉は素晴らしい。人の心はどんな薬にも阬わない。私にとっての精神力は遊び、とりわけ「旅」によって養われる!?旅は五感を研ぎ澄ましてくれ、自らの足で歩き、誰も頼ることはできない。旅の楽しみはすべて自身の体力と精神力にある。「病は気から」と言われるように楽しく過ごせば病気にならない!そして薬もいらない!
一般的に映画といえば映画館で見ることが多い。ところがそれは何年に一度の頻度、というかそれよりももっと少ない。ところがBSの番組欄でタイトルに惹かれて見るBSシネマ。見終わっていい映画と知る。今回の旅の機内で行きは2本、帰りは1本の映画を見た。イヤホンを耳に当ててみる映画。字幕でなく日本語の吹き替えだった。これは目が悪くてもわかりやすい。たまには映画館で見るのもいいかなと思ったり…。
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