2017年5月24日水曜日

フルート&日本画展巡りetc.

 今朝はひさしぶりに雨が降る。暑かった昨日、市内中心部から駅までをよく歩いた。途中、今から20数年前に通っていた上八丁堀の中国語教室近くのカフェに入る。店内は当時のままで昔ながらの喫茶店。時刻は午後3時。ここ2,3日の風邪気味な状態が抜けきらず、街中を歩いていて疲れる。もう少しで県立美術館。館内のカフェに入るつもりが途中にあるお店で一休み。ケーキセットのコーヒーの美味なコト。元気を取り戻す。お店を出ると県立美術館に移動して日本画の先生たちの5人展を見る。

 幸い、習っている先生が受付の当番だった。5人展を見る前に八丁堀にある某金融機関のギャラリーで日本画協会の小品展を見る。それより前は、フルートのレッスンを受けている。レッスンを受けるだけで疲れるのに、その後歩いて2つの展覧会に出かける。

 疲れはピークに達する。ところがそれも度が過ぎると感覚が麻痺するのか、次に行くは駅前にある福屋10階のジュンク堂書店。ここで先日から気に入っている高島野十郎の分厚い画集を購入する。図書館で借りて読んでいては高島に失礼な気がした。携帯で写したISBNをお店の人に見せて本をゲット。今はこの人の絵に夢中なのでどの絵を見ても感動が薄い。それくらい高島の絵は素晴らしい。きっとこの人の人間性にもよるのだろう。

 受付をされる日本画の先生に歩きながら浮かんだ落ち葉をモチーフにしたアイデアを話す。落葉がひらひら舞い落ちるさまを絵にする。そう話すと忘れないうちにかたちにするようにとのこと。絵のタイトルは「落葉舞う」。タイトル倒れにならないように絵を描かなくては…。

 描くといえばこれまで描いてきたものを画集にされた人と出会う。その人は日本画教室で所属する会の人。初めて作品展を見たとき、この人の絵に惹かれた。85歳くらいの方で、先年、出版社を通じて詩集を出されている。今回の画集は自費で出されるとか。日本画小品展会場で出会った瞬間、「画集をあげる」と言われる。9月の作品展の際にいただく予定。楽しみだ!絵に関してはこの人の歩む道に惹かれる。人と競わず、自分の思いのままに描かれている。作品展で絵本を展示されたこともある。身近にいる素晴らしい人を見倣おう!

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