2017年5月30日火曜日

「シンドラーのリスト」から


 
 眼科へは視力が良くないため月に一度定期的に出かけている。どこがどうと言って悪くはないがただ視力が悪い。眼圧は14と16で正常。医療機関へ出かけるのは好きではないし、悪くはなくても眼科だけは一生の付き合いになりそうだ。家に帰って庭の紫陽花を仏壇の前に活けようと庭に出る。見知らぬ老紳士が杖を片手にウロウロしている。動けなくなるのかと思って声をかける。

 話をすると80年ぶりの小学校時代の同窓会に来たという。場所は?と尋ねるとわが家の前の地区の会館だとのこと。だが、辺りには誰もいない。出席するらしい人の名前を聞くと2軒隣の人がいた。代わりにその家に行くと鍵がかかっている。困ったと思っても老人をほったらかしにはできない。出席の案内状も持っていないらしく、ただ、我が家の前の会館の名を出す。どうもそれは違うと察して近くの人に相談する。

 後で気づいたことはぼけ老人でもなさそうだ。その方の家に電話して場所を確認すればよかった。ともあれ、民生委員に後はまかせてその場を去る。

 どこかに出かけるときは日時場所の確認できるものをもっていくべき。これが昨日の教訓。

 それにしても御年86歳になる人たちの同窓会。同窓会へは出席率皆無なので偉そうには言えない。それにしても何人が出席されたのだろうか。

 86歳といえば、今回のポーランドの旅でその年齢の人がおられた。年齢云々は後で知ったのだが、86歳とはとても思えなかった。せいぜい70代初めにしか見えなかった。どういっても今回の旅では半端でなくよく歩いた。足が不自由な人は当然皆無。杖の人もいなかった。しかし年齢的には一部の人に聞くと70代半ばから後半の人も何人かおられた。男性の中には次々と旅の予定を立てられている人もいた。これは今に始まったことではない。行けるうちに行こうとの思いがそうさせる!?これは老若男女に関係なさそうだ。

 ネットで動画を見ていると、何とシンドラーのリストのテーマ曲のフルート演奏がある。この映画を見ていないのでテーマ曲も当然知らない。ところがその曲のなんと切ないコト。同じフレーズが流れる。これ以上聞くと耳からその音が離れなくなりそうになる。しかし、なんと寂しい曲だろうか。この曲がアウシュビッツ収容所の見学コースで流れていたらどの人の足もきっと前に進まないだろう。

 それくらい切ないメロディーだ。「シンドラーのリスト」が映画になったことは知っていた。しかし、それを見ずにいた。ポーランドで何度も聞いたシンドラーのリストの話題。何かの手段で映画を見なくてはポーランドの理解は難しいかもしれない。それにしても
シンドラーのリスト、あまりにも悲しすぎる!

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