頂いたカラーを描く |
1か月ぶりの日本画教室に出かける。机にはペットボトルを切って作られた花瓶に大きな白いカラー4本とこれまた大きな葉っぱが活けてある。先週、しばらく休んでおられる人がわざわざ教室まで持ってきてくださったらしい。それを、車で教室に通われる人が家で預かり、昨日、持ってきてくださった。1週間経過しているカラー。先週は昨日よりも見事に咲いていたそうだ。それにしてもありがたいお話。
早速カラーをデッサンする。これまでは1本ずつをデッサンしていた。先生は全体をデッサンするようにと話される。F6のスケッチブックを横に2枚くっつけて倍の大きさでデッサンしていく。この大きさも初めて描く。これを本画にする時はF6の大きさにまとめるようだ。
家に帰ってカラーをくださった人にお礼の電話をする。ところが、何とカラーを家に持ち帰ることに気を取られ、持参した道具一式を忘れて帰宅する。教室に置いて帰っていればいいけど途中、どこかに置き忘れていたら大変だ。先生にもらった人の電話番号を聞いてお礼の電話をする。昨年、カラーが咲いたら持ってきてあげると話されていた。それを忘れずに持ってきてくださった。それにしてもカラー以外にもお宅で咲いた花をモチーフにするようにといただいている。ありがたい!
今は私用でお忙しいらしく教室を休んでおられる。また一緒に学ばれる日を待つことにしよう。
それにしても親切な人だ。親切といえば他にもメールをいただく。この人は2年前にひょんなことから人を介して60年ぶりに会わせてもらった小学校低学年の時の同級生。幼少の面影は見られなかったけれど会って話すと偉ぶることはなかった。「いい時代になった、やろうと思えば何でもできる時代になった」と感慨深げに話された。今は偉い人になられている。それ以来、ご自身の親戚・友人にあてて90人ほどご自分の考えを一斉メールで発信されている。「友人」に加えてもらったことはありがたい。だが、その内容が難しすぎる。
思想、信条に特別なこだわりは持ち合わせていない。それでもやはり一日本人。言論の自由がないよりは自由や民主の国、日本が好きだ。その点では一斉メールをくださる人と気持ち的には一致する。いい時代に生きている。子どもの頃には考えられなかったことが年齢を経るにつれてなんでも可能な時代になった。いつまでもこういう時代が続くといい。
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