2015年11月14日土曜日

美術館巡りは下蒲刈へ

雨の日が続いている。2,3日前、またも父の年金関連書類が年金機構から届く。ほんまにどうかいの、が口から出そう。今回でこの件も終わりになるのだろうか。またも振り込みがあるとのこと。以前、姉と電話で話すと振り込まれるものは黙って受け取ればいいと。それにしてもこれは年金の計算方法の違いから起こった問題だろうか。我が家だけでなく全国的な問題に思える。

急に寒くなってきた。急遽、羽毛布団をダウンの多いモノと取替える。いよいよこれで冬到来も大丈夫。

昨日は雨の中、3か所の美術館に出かける。出かけるといっても受講している美術講座の先生の車に同乗する。まずは蒲刈にある蘭島閣美術館の「靉光とゆかりの画家たち」と題した展覧会を見学。他の美術館とは趣を異にする和風美術館。ここでは月に一度、有名な音楽家が訪れてコンサートが開催される。東京のサントリーホールと関係ある人が美術館運営にかかわりがあるのだろう。

絵を見た後はここでの演奏者の方が気になる。チェリストの堤剛やピアニストの小山実稚恵は来月のゲスト。3月も聞いてみたい大谷康子が演奏者となっている。

この美術館の別館へ車で移動して「寺内萬次郎の歩み」展をみる。個人的にはこちらの絵の方がほっとする。というかなじみやすい。館内を出るとあいかわらず小雨が降り続く。眼下に見えるは安芸灘大橋。そして美術館の脇にはミカンが鈴なりに実っている。目にする瀬戸内の海は波も荒い。車からは海が迫ってくるように見える。しかし、島をめぐる海側でなく山側はミカンの山。ことしはミカンが豊作かもしれない。
島の山側はミカンがたわわに実っている
お昼は「かつら」で海鮮どんぶりのセットをいただく。美味しい。店内には生簀もあり、とれたてもいただけそう。食事後、車は呉市内に向かって呉市立美術館で開催中の「北斎とリヴィエール」展を見る。絵を堪能した一日は終わった。そして昨日も行った先々で先生の恩恵のおこぼれにあずかる。有難い!

今日は午後から日本画教室へ。相変わらず雨は降っている。今朝の地元紙に宗教学者の山折哲雄氏はご自分のことを「老人フリーター」と書いている。同じく老人フリーターとしては妙にこの言葉に納得。今日も元気を出そう!
お昼をいただく
瀬戸内海に面した「かつら」

0 件のコメント:

コメントを投稿