1万円=170万ドン。このドンの通貨に慣れるにはなかなか大変。何たって枕銭が3万ドン。この枕銭、大体においてアジアでは習慣がないはず。それなのに、ドンで置く
。
ホーチミンについて現地ガイドから円をドンに替える。一人1万円ずつ替えても物価の見当がつかない。とりあえず両替する。
この金額を受け取ってどうすりゃいいの?と思いきや、紙幣は50万ドン2枚と20万ドン、10万ドンが加わって枚数は少ない。
これでは枕銭さえ都合がつかず。ミネラルウオーターを求めてコンビニへ。ここで10万ドンを使って小銭にする。小銭と言っても500ドン、1000ドンは通貨にあらず。おつりは飴などで支払われる。
通貨の切り下げ、切り上げをすればと思いガイドに尋ねる。過去5回それを実行。経済的な面でされないという。経費が掛かるのだろうか。
これまで出かけた国で通貨に関しては一番迷う。というかなじめず。それにしても先日テレビを見るとベトナムの国民の年収は15万円とか20万円との報道。ガイドは月3万円と言ってたけど…。
年収はまだまだ日本とは比べられない。しかし、人々の表情は明るい。帰りのハノイの空港で若い男性4人と女性数人と話す。最初に話してきたのは男性の青年。
飛行機は広島空港行き。東広島での研修らしい。習って4か月で日本語を話す。青年の目は輝きを放つ。ただ心配は日本の寒さ!?
若い女性たちは神戸での研修と言っていた。空港の出発ロビー。楽しそうに話す。日本でどんな研修が待ち受けているのか複雑な気持ちで話を聞く。
広島空港に着くと到着ロビーの通路でべトナムの女性たちは横に並んで冬服に着替えている。この様子を見てまた複雑な心境になる。
若いベトナム青年たちの陰で日本人は安いものを手にしている。
昨夜のテレビでもユニクロの中国従業員の過酷な労働条件を報道していた。
これでいいんだろうか。考えてしまう。
話題を変えて広島空港出発ロビーでのお話。参加者の中に仕事で以前ベトナムに滞在していた女性がいた。その人は11月もベトナムへ行ったとか。今回は急遽、ベトナムで会社を経営している参加者にすすめられての参加となったらしい。
団長は出発ロビーで笑顔で話される。先のベトナム通女性の税関でのお話?「何か持ち出しはありますか」「生肉ならあります」「干し肉より生肉の方がいいでしょ?」。
この話、本当に可笑しい。旅の間中、この話になる。
でもどうも合点がいかない。しつこくそれを聞く。しまいには話が分からんやつになってしまう。そのためもあって「ちょっと休もうか」になる。これも旅の間中、出る始末。
もっと機転を利かせて話についていかないとお話にならない!?
昨日は旅の疲れもあるのに、お天気の良さにつられて泳ぎに行く。さすがに1キロ泳ぐのは止めて600m泳ぐ。
今日は午後から日本画へ。通常の生活に気分を戻して頑張ろう。
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