2013年5月2日木曜日

植物公園で

GWというのにいつまでも寒い。今朝は電気ストーブでなくてエアコンの登場となる。今日は最高気温18度で最低気温は7度の予報。だが、これくらいの気温は絶好の行楽日和で外を歩くには丁度いい。

昨日は近所の友だちと植物公園へ出かける。自宅最寄駅からJRに乗り、五日市駅で下車して植物公園行きのバスに乗り換える。五日市駅前のデパートでお昼の食べ物を調達してバスに乗る。乗客は何と5人。これでは採算が合わないだろう。

前回は母が好きだったゼラニウム展を一人で見に行った。だが調べずに出かけたため特別展は終了していた。今回は2人で行ったので広い園内を隅から隅まで歩く。途中、休憩展望台へ行く。そこから瀬戸の島々を見下ろす。望遠鏡の前で地図の案内板を眺めていると、一人で観光中の女性が横にやってくる。そして地図を眺めて「宮島!?」とつぶやく。

何度かその声を聞いて日本人ではないと思い、声を掛けると中国人だった。中国語で話していると同行者が日本語で話すように諭す。相手が日本語で話したがっているということらしい。

中国の湖南省の“サンザ”という。この地名は定かでない。広島市内の江波に住んでいる中国人の友だちを頼って6日間、フリーで中国から観光に来ている。明日はその友だちと関西に出かけて2,3日遊んだ後、上海へ帰るらしい。仕事は上海の空港勤務で日本語はかなり話せる。今回の旅費を尋ねると、日本円で9万円とか。

その友だちが来年結婚するので、その結婚式に再来日するとも話していた。団体旅行ではビザの相互免除がある。だが、その人は個人の観光なのでビザを持っていると見せてくれた。

これまで中国へ10回出かけていると告げると吃驚された。本来ならば、いつでも行きたい国。だが、最近の日中関係もあって行く気が起こらない。そういうことを彼女に話せず、鳥インフルエンザのことを話す。だが、何の心配もしていない様子でこれには驚く。どこまでその情報が中国国内で報道されているのだろう。

それにしても広島市内から外れたこの地までよくやって来た、と思うと同時に、羨ましい。中国国内を一人で出かけるのは怖い!彼女はスマートフォンで写真を撮っている。「写してあげよう」とそれを持って写真を撮ろうとする。だが、シャッターを押せない。何しろスマートフォンを触ったことがない。教えてもらって写真を撮ってあげる。

日中の関係がどうこうあっても昨日の彼女のように日本が好きな人もいる。政治的に何もなければ個人的には中国はまだまだ魅力ある国。国と国の摩擦が解消されたら再度中国へ行こう。

帰りのバスに乗るまでの間、公園入り口の売店で変わった品種のゼラニウムを見つける。ペチュニアのような花だけど花弁が大きい。大きなその鉢植えと小さなゼラニウムを購入する。それを持って帰りのバスに乗る。公園内に4、5時間いた。よく歩いた。

自宅最寄駅に着いたとき、同行者と夕飯を食べる。夕方6時、風は冷たい。近くのお店に入って食べて飲んで楽しく過ごす。

今日は夕方のスペイン語まで自転車に乗って買い物に出かけよう。その前に図書館へ予約の本も取りに行こう。GWは読書三昧!?今日も元気で!

植物公園展望台から見下ろす瀬戸の島々

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