2013年2月25日月曜日

オペラ「メフィストーフェレ」を観に行く

今日の最高気温11度、最低気温1度でまだまだ寒い。

昨日も寒かった。昨日は遅い朝食の後、お昼も食べずにオペラを観に行く。広島駅で少しだけティータイム。会場までのバスに乗ると、途中で一緒に行く人と合流する。少し早めの到着だった。だが、すでに開場を待つ人が並んでいる。

しばらく並んでいると、知り合いに出会う。以前、アジアを学ぶ勉強会で一緒の人だった。その人は昨日の指揮者と友だち。応援に駆けつけたのだろう。

知人からは入場者は少ないように聞いていた。だが、会場に入るとお客で一杯。

ところが、オペラを観るマナーの悪さに一緒に行った人と辟易する。一列後からは、夫婦の私語が絶えず聞こえ、一列前からはかかってきた携帯電話で話し始める。

これまでいろいろ見たり聞いたりしてきたけど子供よりも始末が悪い。きっと知り合いに頼まれて来た人たちだろう。音楽を本当に楽しむ人はそんなことはしないから。

昨日のオペラのタイトルは「メフィストーフェレ」でゲーテの『ファウスト』が原作らしい。さすがに主役級のメフィストーフェレとファウスト、それにエレナの3人は声量があり、声もよくとおっていた。

この「メフィストーフェレ」は初めて聞く言葉で内容の把握はしていない。もらったパンフによると「もし私がある瞬間に対して『止まれ、お前は美しい』と言ったら、私は地獄でお前に仕えよう・・・。悪魔もあきれる程の人間界の修羅にあって、神が見込んだ男ファウスト。彼はあらゆる学問を修めてもなお真理に近づく事が出来ないと落胆している。この男を悪魔の道に逸らす事が出来るか・・・。悪魔は神と賭けをし、悪魔メフィストーフェレとファウストの旅が始まる。純朴な村娘マルゲリータとの恋、その悲惨な死、ワルプギスの夜の魔女の宴、妖精たちに囲まれた古代ギリシャの絶世の美女エレナとの恋・・・」とある。

古代ギリシャの・・・とあるが、偶然、先ほどNHKラジオの「朗読の時間」を聞いていると村上春樹のギリシャの旅の話を朗読していた。正式な本のタイトルは忘れてしまったけれども、その本の最後で、旅は疲れるものであり、いろんなことを旅で体験する。それは旅をしたものに跳ね返り、考える力になる・・・というような内容だった。

旅は簡単なものではない。体力と気力が旅には伴う。今回のスリランカの旅もお目当てのシギリア・ロックへの道は体力を要した。途中でリタイアした人も何人もいる。だが、その頂上へ着いたときは、姪がキナバル山の頂上で万歳をしたように、思わず万歳をする。

昨日はオペラ観賞のあと一緒に出かけた人と街中まで歩く。その近くの大型電器店に入り、外国でも対応のヘアドライヤーを購入する。持ち運びには大きすぎると思った。しかし対応機種が少ない。仕方なくそれを購入。

購入といえば、昨日、10年ぶりにJRの6ヶ月定期券を購入。JRに乗って出かける日が多くなっている。一月のうち、12,3日乗れば元が取れる。また乗車のたびに切符を買わなくてもいい。通勤ではないけれども通勤定期を持つ生活となった。これでさらに外にでる習慣がつけばいい。

今日は、泳ぎに行こうと思った。だが、ちょっと風邪気味。泳ぎは先延ばしにして一日ゆっくり三昧としよう!今日も元気で!

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