今日の天気予報によると最高気温4度、最低気温マイナス1度で、真冬に戻った感じである。新聞を取りに外に出ると雪が舞っている。
先ほど姉から電話があり、母の行事が今日でなくて良かったねと話す。昨日は暖かい日だった。
姉は今日は夫のOB会に出かけるという。4家族が集まるらしい。昨日、福岡から送ってもらった晩白柚を姉に渡す。珍しいものなので今日の会に持って行くと言っていたが・・・。
昨夜は2月から開講されたスペイン語講座へ出かける。会場は市内中心部にあり、到着時刻は講座開始まで30分早い。その間、ロビーで新聞を読む。日経を読んでいると不景気とはいってもシニアばかりでなく現役世代も休暇を上手く振り当て、6月までの海外旅行の予約も順調らしい。
旅行の予約といえば、友人に電話して一緒に行こうと誘うと行き先がマイナーなため、その返事は「考えておく・・・」。人を待っていてはどこへも行かれないとまたもや実感。スペイン語講座へ出かける前、思い切って次の旅の予約を入れる。旅の日数は10日間で、行き先は東欧の一カ国。行きたいところだったので、その夢が早くも5月下旬に実現しそう。
近いうち出かける国はスリランカ。日数もそれほど長くない。だがマイナーな国なので旅費は高い。ましてや一人参加はその費用も別途必要。これも姪との話ではないが、相部屋よりも一人部屋のほうが疲れが少ない。そう思えば一人参加もいい!?
他にも姪との話で、海外の旅も一人で自由に参加できるのもせいぜい80歳前後まででは、との結論に至る。先のことは誰もわからない。なるべく早いうちに行きたいところへ行こう。その意味でも今年はどんどん海外に足を運ぼう。
昨夜のスペイン語講座では6人が参加予定と聞いていた。ところが16人いる。先生は男性。自己紹介をされず、いきなりの授業で先生のプロフィールはわからない。ただ一つ言われたことは某自動車メーカー勤務だとか。そのOBだろう。スペイン語圏での駐在経験からスペイン語を話されるのかもしれない。
先生によると6ヶ月、現地に留学すればある日を境に急に話せるようになるという。それを聞くと留学したくなる。
この講座もサークル名が付いている。だが、教え方は大学の先生以上、というかわかりやすい。パソコンを駆使して話をされる。昨夜は入門コースなのでスペイン語のアルファベットから入る。さすがに文法は大学で習っているのでわかりやすい。だがアルファベットでWとYが何故スペイン語ではWが「ウベドブレ」、Yが「イグリエガ」なのか、その理由は知らなかった。
WはVが2つでダブル。Vは「ウベ」と発音。そのVがダブルあるから「ウベ」「ダブル」。だが“dabure”はスペイン語ではアルファベット読みで「ダブレ」となり、Wは「ウベダブレ」となる。
Yは「ギリシャ語のイ」の意味でギリシャは“guriega”。これをアルファベット読みにすると「グリエガ」。そのため「ギリシャ語のイ」のYは「イグリエガ」となる。
こういうふうに説明されるとわかりやすい。初日にしては密度の濃い授業だった。なんといっても先生が熱心。一番前に座った。リタイア組みと告げていたのですぐに誰かを理解された様子。誰にも質問されないのに一人だけ名前など聞かれてしまった。
週に3度教えておられる。月謝を1回納めれば、決めた曜日でなくてもどの日でも受講OKとか。謝礼もほんの気持程度で先生の奉仕活動が多分にある。何と言っても先生自らが資料を作り、何から何まで手配されている。来週と再来週は前から予定を入れていて受講できない。「もう辞める」と思われるのも嫌なのでその点は了承してもらって帰る。いつか他の曜日の教室ものぞいてみよう。
それにしても、昨日のところは文法中心。先日出かけたところはネイティブの人の会話中心。「なかなか、いいじゃない!」と自己満足。
昨夜のところはフラメンコを習っている人がスペイン語を習う人もいた。2箇所の講座を受けてみて感じたことは、スペイン語はその圏内で話される発音はほとんど同じ。ただ“th”の発音がスペインでは英語の発音と同じだが、スペイン以外のスペイン語圏では日本語と同じ発音の“サ、シ、ス、セ、ソ”になる。
だから初めてネイティブの人の発音に触れても聞き取りやすい。ところが中国語は同じ中国人でも居住地域によって発音が違う。例えば“zh”は北京では巻き舌音だが地方では「ズ」の感じで日本のザ、ジ、ズ、ゼ、ゾの発音に近い。
そのため、中国の出身地によって先生の発音も変わり、習う日本人もそのように教わった人を知っている。これは日本の標準語と方言との違いに近いのだろう。
ともあれ、少しはプレッシャーになっていたスペイン語。これで講座の雰囲気もわかり一安心。これまでいろんなところで外国語を習ってきた。今回はネットで検索して情報を収集。いい講座を見つけたものだとあらためて自画自賛。大学での次の段階で適当な講座がなくてショックだった。だが、昨日の講座を受講してこれでよかったんだと妙に納得する。
そう、ひとつ気づいたことを書き忘れている。若い頃習った英語では筆記体が主体だった。だが、何十年ぶりかで社会人大学生になり、英語を再度学習する。その時、先生は活字体で書かれた。そのため、長年身についた筆記体の癖をその時改めた。
ところが、昨夜、先生はホワイトボードに筆記体で書かれる。“r”の小文字の筆記体を忘れてしまい、書いてある文字がわからない。折角筆記体を自分の中で修正していたのに、昨日からは頭を筆記体モードに戻さねばならない。多分、その点では先生と同年齢かもしれない。
前に受けたペルー人の先生も“F”の文字が全く見たこともない文字だった。筆記体の大文字だったのだろうか。
先月まで大学で学んでいたので、そうだと思うけど、今の教育は筆記体ではない。だがそれを言っても仕方がない。郷に入っては郷に従え。
何はともあれ、学ぶことは今の楽しみ。若い男性や女性、それに会社員などいろんな年齢層の人がいる。気長にスペイン語、続けよう!
今日は外を見ると陽射しも出てきた。だが気温は上がりそうにない。昨夜、旅行社から最終案内が送られて来た。それを見ると、小額のドルを用意するようにとのことだった。これから銀行へ行ってドルに変えよう。さあ今日も寒さに負けず、自転車に乗って出かけよう!元気を出して!
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