昨日から我が家で一番働いているモノは洗濯機。洗濯したものはエアコンをつけて部屋で干すとすぐに乾く。この便利さは世界一だろう!?
今回の旅は暑い国だった。連泊する宿で洗濯しても全く乾かない。夕方になると毎日のようにスコールになる。そのためだろうか、湿気は多い。当然、洗濯物は乾かない。
だが、このスコールのお蔭なのだろうか、スリランカは緑豊かな国だ。
帰国の機内で旅でお世話になった方丈様にお礼の挨拶をすると「手紙を書いてね」と言われる。今日は遅い起床でお昼になってしまった。これからその方へのお礼の手紙と、一人参加の小倉の人に5月に出かける国への誘いの手紙を書いて出そう。
手紙といえば、昨日は留守中に届いたメールや電話の返事をする。電話をかけてくれた人のなかには固定電話と携帯電話に何度も掛けている。パキスタンの旅で同室の米子の人だった。
スリランカへ行っていたと告げると、随分前に行ったことがあるという。スリランカが落ち着いたのは2009年。だがその人はかなり前に出かけている。
電話の用件は旅とは関係ないチェロの演奏会の話だった。外国からのデュオの演奏会を大阪まで聞きに行き、その素晴らしさに感動する。そのデュオの広島での演奏に出かけるよう教えようとしたらしい。だがその演奏会は旅の最中だった。
その話の後、旅の話になる。今回の旅の参加者は月に1度の割合で海外に出かけるという人もいるくらい、どの人も海外通の人たちだ。だが、パキスタン等のイスラム圏への参加者はいないようだった。それくらいパキスタンはマイナーな国。
マイナーな辺境の国へ出かけると旅仲間になる。険しい自然と向き合って生活する人々を目の当たりにして何か同感するモノ・コトがあるからだろうか。今回の旅もそのように感じた。
スリランカは決して裕福な国ではない。お土産といっても香辛料と紅茶等の自然からの恵みと宝石類。だが宝石類は高価なもので庶民には手が届かない。というよりもあまり関心がない。
だが、その自然環境はどの国よりも恵まれている。バスで移動中、何度も道を横切って水を飲みに行く象に遭遇する。象以外にも孔雀、ワニ、トカゲ、やせ細った犬、猫、鳥類、牛、鶏、鹿などあらゆる動物が我が物顔で生息している。まるで国全体がサファリのように。
このような光景はいくら人が手を加えてつくろうと思っても無理だろう。自然はどんなに立派につくられたモノ・コトよりも勝るのである。
こんな国で生活すると旅の参加者も自ずと優しくなるのだろう。どの人とも仲良くなれる気がしてくる。
今夕はスペイン語が待っている。しかし、頭は旅モード。早く日常モードに切り替えて予定が詰まっている後、1週間を元気に過ごそう。さあ今日も張り切って!
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