土曜日の日本画教室は先生を入れて3人だった。他の3人はそれぞれ用があってお休み。3時間の教室が始まった。生徒の1人はお昼を食べてこなかったそうで二重焼を買ってきたという。まだ温かい二重焼を絵を描く前に食べようとなった。しかし、お昼を食べてすぐなのでもらって帰る。2人は二重焼を食べながら話が弾む。そのなかに入ってさらに話が弾む。しばし話した後で絵の準備となる。
不染鉄の絵を見に奈良へ行ったと話すと1人が絵を検索する。描いているのは蓮の絵だ。先生は描く絵が不染鉄の絵とはだいぶ違うと言って笑われる。確かに描く絵は不染鉄の絵とは趣が異なる。が、気に入った人の絵のようにはどういっても描けない。
蓮の花を白く塗る。白い色は胡粉。前回に何度も胡粉を膠で溶いて塗っている。しかしもっと白さを出すために何度も胡粉を重ねる。胡粉を膠で溶くとき膠が多すぎると発色が悪くなるそうだ。膠を薄く水で薄めて塗ってゆく。
3人の教室は手よりも口の方がよく動く。人数が少なくても描くのは1人だから休む人がいても関係ない、と先生。そのとおりだがなぜか描く気が起こらない。1時間半が経過してティータイムとなった。奈良のお土産でティータイム。またも話が弾む。
結局この日は蓮に胡粉を塗るだけで終わった。と言ってもまだまだ胡粉を塗って白くしないといけない。そういえばいただいた二重焼は抹茶入りでこれは初めて知った。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿