地元紙記者が「共感疲労」なる旨の記事を書いている。能登半島の巨大地震の警報音をテレビで聞いて涙が止まらなくなったがテレビを消せずにいたそうだ。この「共感疲労」のキーワードはこの記事で初めて知った。「共感疲労」をネットで調べると「自分以外の人たちの苦難や困難の状態に対して、思いやりや共感をすることによりあたかも自分が経験しているかのように心が疲れてしまったり、ストレスを引き起こされる現象をいう」そうだ。この傾向がある人として感受性が豊か、周囲に気を使いすぎる傾向のある人、好奇心が旺盛で情報収集を熱心にする人などがあてっはまるらしい。
感受性が強く、人に気兼ねをし、好奇心旺盛な人、とは自分もそうだ。嫌な話は会社勤めの頃から言わざる、見ざる、聞かざる、を徹底していた。それが昂じて最近では嫌な事件やニュースなどのテレビは見ないようにした。見たい番組はテレビではなくNHKプラスやTVERで見ている。その点、新聞は映像と違って個人の想像力を働かせばいいので読んでいる。
なぜテレビを見なくなったのか、が共感疲労に関係あると知って妙に納得した。これはテレビだけでなく、習いものに行って嫌な話題や病気などの話を聞くのも同じく共感疲労になるようだ。嫌なことを聞いてそれを吐き出す人がいればいい。ところが聞いた後で嫌な気持ちを引きずったままでいるとこちらまで病気になりそうだ。その思いは以前から持っていた。それが共感疲労、だったとは。
話題は楽しく、会話も楽しく。その意味でも嫌なことはなるべくブログに取り上げないようにしよう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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