2024年1月9日火曜日

成人の日に

 昨日、三越の眼鏡売り場へ出かけた。出かける寸前に祭日と知って一瞬行くのをためらう。しかし、予定通り街中に出かけた。眼鏡売り場に着くと店頭にあるメガネフレームをざっと見る。2,3年くらい前に眼鏡一式作ったことがあるが、その頃よりも格段に値上がりしている。フレームだけなのに5万円前後する。すぐにカウンターにいる係と話をする。つるの外れた眼鏡を見せると15分ほど待つようにとのこと。ついでにもっている中で一番高かったCOACHの眼鏡も見てもらう。それは昨年夏の暑さでなったのか鼻に留めるところがグリーンがかっている。ネットで調べるとそうなる、とある。この眼鏡も修理ができるらしく、ただブランドの部品でなく一般のもので取り換えるらしく待つようにと言われる。

 店内をウロウロして30分後に眼鏡売り場にもどった。何と両方の眼鏡とも修理してある。それも新たに購入した眼鏡のようにきれいになっている。代金を問うと不要とのこと。そう聞いて何と親切、と感激してしまった。親切を無にしないためにも、と眼鏡ケースと係が使用していたスプレー式の眼鏡レンズクリーナーを購入した。これからも眼鏡売り場でお世話になるはず。ずっとこの売り場を利用しよう。

 7階の眼鏡売り場から地下の食品売り場で久しぶりに夜食べるアナゴ飯を購入。その後、本通りを歩き、先月、3coinsで買おうとしたステンレスの珈琲ドリッパーをさがす。が、係に聞くと今はガラス製とのこと。1600円くらいだったと思うがないと知って余計ほしくなる。何でも欲しい時に買わないといけない、と肝に銘じる。本通りからバスに乗って駅前の福屋へ。ここで軽くお昼を食べて我が家に帰る。

 家でゆっくりしていると夕方姉から電話がかかる。姪が我が家に来るという。大阪の大学に通っている姪の長女が成人式で着物を着ているという。その長女はこれから二次会に参加するらしい。そのため着物を着換えに来るという。

 今朝の地元紙を見ると市内のサンプラザでの成人式に8000人が参加したとか。男性は洋服姿だが女性は全員とも言えるほど着物姿だ。これにはびっくり。姪によると着物のレンタル料は10万円くらいと思って聞いたらその倍以上の金額だった。これにもびっくり。それに美容院での着付け代や髪の飾り付け、さらには写真館での写真代などいろいろ要るようだ。

 二次会までの時間がないとのことで我が家での慌ただしいこと。せっかく着飾った姪の長女の写真をスマホで写す。数枚撮った。それを姉夫婦にメールで送る。姉夫婦は孫の着飾った姿をじかにみていない。

 姪は着物をたたみながらしきりに「ばあちゃん」「ばあちゃん」、という。こちらは亡くなった母のことを言っているのかと思った。そうではなく姪の長女から見たばあちゃんのことでそれは姉のことだ。着物姿を見せてあげたかったのかもしれない。

 眼鏡では思ったほどの出費がなかった。が、それは姪の長女のお祝いへと消えた。

 成人式といえば自分自身を振り返ると人生で一番暗い時期だった。それを思うとその頃があるから今が楽しく思えるのかもしれない。何がよくて何が悪いのか、「過ぎてしまえばみな美しい……」、と歌にもあるようにそれはそれで今となってはよかったのだろう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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