2024年1月20日土曜日

再興第108回院展を見に行く

 再興第108回院展に出かけた。雨模様のどんよりとした一日だったが院展会場に着くと行列ができている。例年ならば福屋八丁堀店と駅前店の2会場に分かれて開催の院展だが、駅前店に中央図書館が入るためか今回は八丁堀店の7階と8階に分散されて開かれている。平日のデパートはまるでジジババのたまり場みたいに思えるほど年寄りばかりだ。その中に自分自身もいる。今回の展示で樹木を描いた3人の絵に魅せられる。なかでも大矢紀の「北の山湖」がいい。解説を見ると「日本の各地を取材してきたが、北の地、北海道にはいまだ太古からの魅力あるおもかげを残すところが多く、何回も取材旅をしてあきることがない。むかしから、アイヌの人々が敬うカムイ北の山湖は、春夏秋冬その折々に風情があり魅了してやまない」とある。写真撮影OKとのことで「北の山湖」の絵とともに解説文も写した。

 今、日本画教室で二百三高地の雪山を描いているので特にこの絵が気に入ったのかもしれない。院展を見た後は金座街を抜けて本通りを歩こうとした。その時、新たにオープンしたらしいファストフード店が眼につく。お昼時なのかサラリーマン風の若者たちがお店に入ろうとしている。それにつられて入ると入り口のタッチパネル3台に行列ができている。これは面倒なことになった、と思って若者に聞くとカウンターで現金で払えばOKとのこと。言われたままにカウンターへ。注文は出来たがトレーに並んだものを見ると食べるのが大変そうだ。嫌な気持ちで食べたのがよくなかったのか、夜のご飯が食べたくない。これからはこういったお店は避けよう。体に悪い。

 駅の福屋までバスで移動。6階から9階まで図書館が入るらしく、お店の売り場が少ない。地下に行くと地下2階は様変わり中で百円ショップも撤退していた。なぜデパート内に図書館を、と訝るが既に公に決まったことで文句は言えない。それにしても行政のやることのなんとおかしい事か。新たな広島駅が着々と工事中だ。20階建てらしく完成すればJRも市内電車も3階から直結する。駅ビルが完成すればデパートもうかうかできない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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