一昨日から昨日にかけて大分県の臼杵に出かけた。臼杵は石仏で有名で以前から一度は行ってみたい場所だった。2か月前、JR西日本の情報紙に臼杵の掲載があった。これを見て臼杵へ行こう、と思い立つ。その時、まずは宿を、と思ってネットで探すと臼杵駅前にいい宿があった。宿の口コミを見ると悪くない。その場ですぐに電話して宿を予約する。その時点で旅行支援云々は気にせずに予約すると7月20日までOKとのこと。これには驚いた。
JRの予約は1月前から。それまでは臼杵の旅の日程を考える。6月半ばにJRのチケットをネットで予約。広島⇔小倉は「おとなび」利用で予約した。おとなびは利用するにも制限がある。それをクリアすべく日程を組まねばならない。ところが今回は帰りにアクシデントが発生。長い道のり(!?)となり、変更不可の「おとなび」もアクシデント発生で余儀なく変更できた。
昨日は臼杵⇒大分(特急にちりん)、大分⇒小倉(特急ソニック)と乗り継いで次は小倉と安閑として乗車していた。ところが、中津駅で突如、ソニックが停車。中津⇒行橋の間で線路の不具合が生じたとの車内アナウンスがある。線路内の不具合で列車が止まることは山陽線や呉線でもたびたび発生するのでめずらしくはない。しかし、今回の遅れは2時間近く列車が止まり、長時間の遅れ発生は初めて経験した。1時間半経過後、アナウンスで新大阪以降の乗客は申し出るようにとのこと。ということは新大阪以降の乗客はもう新幹線には乗れない、というか、もう遅いのでこの日の運行はないということだろう。
車掌は車内を何度も行き来し、乗客の話を聞いている。そうこうするうちやっと徐行運転ながらも列車が動き出す。1時間45分の遅れだ。その間、臼杵で買った非常食のおにぎりを食べる。旅ではいつも何かの時にと非常食を持ち歩いている。今回はこれが功を奏した。小倉駅に着いた。が、切符の変更でみどりの窓口は混雑するに違いない。そう思って改札を抜けるとき駅員に切符を見せるとその場でてきぱきと広島までの特急券を発券してくれた。これにはびっくり。なんでも困っているときは駅員を見つけて、と今回の旅で思った。その様子を見ていた後ろの人もみどりの窓口ではなく駅員に発券してもらっていた。
おかげで2時間遅い新幹線だがすぐに乗れた。小倉⇒広島間は49分で着く。ところが臼杵を17時に乗った特急のソニックが停車して小倉まで2時間で着く予定が4時間の乗車となった。さいわい小倉駅の駅員の素早い対応ですぐに新幹線に乗車できた。今回、このことはこれから一人旅を続ける上で大いにいい経験になった。何でも困ったときはあれこれ考えずすぐに行動する。これに尽きる。
広島駅に10時過ぎ無事到着。2日の旅の間中、人は何処にいるのか、というほど人を見かけなかった。が、広島駅新幹線ホームの赤いユニをまとった大勢のカープファンを見てびっくりする。オールスターがマツダスタジアムで終わった時刻だ。これは在来線のホームでも同じだ。広島駅では小倉駅で教えられた「駅員にチケットを手渡ししてください」の通り駅員にチケットを渡した。その際も駅員の対応は早い。
今回は生憎帰りにハプニング発生の旅だったが、これも今となればいい経験。それにしても今回の旅も「道連れ」ができた。これについてはまた後日!楽しい旅は終わった!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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