2023年7月12日水曜日

木曜島

 全国旅行支援のチラシを見て電話で旅を申し込む。すると先方はすでにそれは申込オーバーで適用されないとのつれない返事。だからといって旅を申し込まないのも何だか変。支援があろうとなかろうと行こうと思って電話している。電話後、これは催行決定かどうかを気にしているうちに旅の日程表が送付されてくる。すぐさま、コンビニに行って旅費を決済する。これよりもずいぶん前に申し込んだ旅がある。その旅行支援もあるかどうかは怪しいがその旅もどうであれ行く気でいる。利用する会社は旅の催行人数が多くなく、至って良心的な会社だ。この点がどういっても信用できる。

 旅費の決済後、図書館へ向かう。この頃は「史記」に関する本を読み、司馬遼太郎の作品から遠ざかりつつある。これでは生きているうちに司馬作品全部が読めなくなる。そう思って『木曜島の夜会』を借りる。木曜島、を島でなく鳥と勘違いしていた。本を読むうち木曜島、という島が豪州の北端にあると知る。島には金曜島もあるとか。この小説は昔、シャツなどのボタンの原料となった白蝶貝や黒蝶貝を探すダイバーの物語。日本人は海に潜る才能があるらしく和歌山県辺りの人が豪州でダイバーとなっている。ダイバーの採った貝からシャツなどのボタンになる。しかし、時代の変化とともに貝のボタンではなくプラスチックなどになっていく。この物語もまだ始めしか読んでいない。
 
 梅雨明けももうすぐと思われる。が、蒸し暑い日は続く。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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