2023年7月16日日曜日

帰り道は遠かった!?

 昨日午後は日本画教室の日。その帰り道は遠かった!?教室が終わるといつものように4人でカフェに入る。そのうちの一人が来月初めに台湾へ行くという。「なぜ台湾?」と聞くと以前、台湾の芸能人にあこがれてファンとなり年に10回くらい出かけていたとか。その後、韓国の歌手にもあこがれて韓国へも何度か出かけるという。しかし、今は台湾のあこがれの人をあまり見かけなくなったが台湾へ行くのは楽しみらしい。そのため、夫婦そろって中国語を学んでいるともいう。カフェでの話題はその夫妻の話が中心になった。

 カフェを後にして駅に向かって改札近くまで来たとき声をかけられる。一瞬、誰だかわからなかったが声でわかる。偶然とはいえ会うのは久しぶりだった。せっかくなのでどこかに入って、と思った。教室とさっきまでのカフェで珈琲を飲んでいる。近くにあるタリーズに入った。しかしここでも珈琲を飲めば短時間に3杯目の珈琲になる。珈琲はやめてどんなものかもわからずにチョコラテとサンドを注文する。時間的には夕飯時だ。教室の珈琲タイムでは教室の人が持参したミニヨンの大きなシュークリームをいただいた。その後のカフェでも少し食べている。タリーズのサンドは食べずに持ち帰る。

 久々に会った人とは某公社時代のバイト友だち。当時はまだお互い若かった。今から40年余りも前のことになる。当時、今とは比べられないほど人生の暗い時期を送っていた。何が楽しかったのだろうか、とも思えるほど楽しいことは何もなかった。(これではいけない)、(何とかしなくてはいけない)、と毎日そう思って暮らしていた。当時は今とは真逆の生活で自分から行動を起こすことは何一つしなかった。今思い返しても今の方が断然楽しい。どういっても今楽しく暮らしていることはすべてその当時はしていなかったことである。昨日、声をかけてくれた人はその暗い時期を知っている!?

 偶然とはいえ久々に会った人だ。その人はブログを見てくれているとのこと。スマホ画面にブログのアイコンがあるのを見せてくれた。その人は以前にも聞いていたがのど自慢に出るのを楽しみに歌を歌っている。昨日ものど自慢の予選に出場した際の裏話を教えてくれた。何でも自分の楽しみを見つけてそれに向かって行動する人は素晴らしい。その思いがあるのでいつかのど自慢の本選出場も夢ではないに違いない。

 久しぶりに会った友だちと別れて再度、駅に向かう。改札を抜けるとすでに3番線に列車が来ている。急いで階段を上がって列車に乗る。車内は(ここは外国か)、と思えるほど外国人ばかりだ。そのうちの一人から席を譲られる。これは申し訳なくて断る。その時点ではまさか我が家までの帰り道が遠くなるとは思っていなかった。自宅最寄り駅に着いた。バッグを探してもICOCAがない。駅員に「ICOCAを落とした」、と告げるとすぐに「名前は?」と聞かれる。目の前に一枚の紙がある。「○○駅に落し物があります」、との駅員の言葉だ。「どうされますか?一度ご自宅に帰られますか?」とも聞かれる。落し物はどうすればいいかを問うと郵送は出来ないとのこと。「じゃ、今からすぐにとりに行きます」と告げると出る列車を教えてくれる。が、それは間に合わないので10分後に出る列車に乗るようにと親切に教えてくれた。「切符は?」とさらに聞くとそのまま乗車を、と言われる。

 再度、落とした駅までJRに乗車。岩国行きのため広島駅での乗り換えなしで20分ほどで到着。駅の窓口に行くと係が用意した書類に記入する。記入はいいのだが自分を証明するものが何もない。仕方なくスマホのSMS画面からマイページを表示して名前と電話番号を見せるとOKだった。そして落とし物を受け取る。係にどこで落としていたかを聞くと駅のホームに落ちていたらしい。受け取るとすぐさま広島行きのJRに乗る。1,2時間の間に2往復すると外は真っ暗だ。そして雨も降ったいた。8時台の帰りの列車は先の7時台に乗った列車とは比べられないほどがら空き状態。なんだか遠くまで旅をしたような感覚に陥る。それにしても注意散漫!母がいれば怪我でなくてよかった、と言ってくれるかもしれない。が、我が家までの帰り道は本当に遠かった!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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