2019年4月7日日曜日

日本画教室で

 2週間ぶりに日本画教室に出かける。日本画を習っていても家で筆を持つことがない。これではいけないとわかっている。元来、絵心がないのでただ教室に出かけるだけで由、と思ったり……。それでも3時間の教室は長い。途中、ティータイムを取る。自ら率先して皆の珈琲を購入。休憩なしで絵を描くのは大変だ。この辺りにも絵に対する心構えが絵が好きな人とは違う気がする。

 今は樹木の風景を点描写する。昨日は絵の上部の空や光が射す感じを描く。前回鼠の19番で……、と色を教わった。その通りに膠で溶くと暗すぎる。これに胡粉を混ぜて膠で溶く。何となく空の色が出る。樹木の茂みから光が射すようにとこの色をところどころ点描写する。残った絵具で樹木にもこの色を施す。次回は紅葉しかけの葉を更に赤く染めていく。

 ティータイムで珈琲を求める途中、教室の人と話が弾む。旅行の行き先を告げると「何があるん?」と聞かれる。これには驚く。他所へ出かける時、何の目的も持たず、下調べもせず、そこに出かけている。何もわからないのが旅の楽しみ。何があるかと聞かれて何があるかね、とあいまいに話す。自然の風景に惹かれて行く旅。そこにあるのは地球の自然な姿であって何も特別なものはない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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