2019年4月21日日曜日

台湾の旅から帰って

 「マグニチュードと震度の違い  マグニチュードは地震そのもののエネルギーの大きさのこと。 震度はそれぞれの場所のゆれ方の度合いのことです。 ... このようにマグニチュードの値が同じであっても、震源が遠ければ震度は小さく、震源が近ければ震度は大きくなります」。これはネットから。

 昨夜遅く台湾の旅から帰国した。いきなり、震度とマグニチュードの違いについて知らべる。というのも台湾で発生した花蓮の大地震。震度7でマグニチュードは6・1だったようだ。これまで地震はマグニチュードの数値が震度よりも高いイメージがあった。台湾の台南から台東へバスで移動中の午後1時過ぎ、大地震発生との情報を現地ガイドから聞く。その時、震度7、と聞いて驚く。ところが今、ネットでマグニチュードは6.1と震度よりも数値が少ない。日本の地震が震度7であればテレビのすべてが地震情報ばかりのはず。ところがその夜に見た台東のホテルのテレビは地震のことにあまり触れていない。

 ホテルで寝ていると東京の姪から地震は大丈夫か、と心配するメールが入る。翌日、震源地の花蓮のタロコ渓谷を観光する予定だった。5年前に初めて台湾に出かけた時もタロコ渓谷は以前に発生した災害で途中までしか観光していない。今回も当然観光しなかった。ただ、渓谷入口では地震で発生した土砂を運ぶトラックの行列を目にする。

 「絶景の台湾大周遊5日間」の旅は「地震発生」というおまけがついた旅となった。観光としては2度目の台湾。だが、1度目とは全く異なるコースの旅で、現地ガイドによるとどこも日本人が行かない観光地だそうだ。ということで一般に行く台湾とは異なる。これが目的で出かけたのでおまけの地震もどういうこともない。

 どこに出かけてもいつも親切な人たちと出会う。広島空港発着の海外旅行だったので話題はローカル。何と、住む町の小学校を卒業した人が4名もいた。なぜこの期に及んで我が町の話題を、と思ってしまう。台北を離陸する前、ツアーの人から今もその町に住んでいるのかを聞かれる。親切なご夫妻で同じ区ではないにもかかわらず広島空港から車で家まで送ってもらった。

 帰りの車の中で話をすると奥さんは書を習われていた。知り合いが書展に出品すると話すと同じく出品されていた。知り合いは書展の理事、と告げると驚かれる。書に関してはこれくらいしかわからない。それにしてもちょっと口を開けば狭い世間、と思ってしまう。今年の書展も出品されるようだ。

 車を運転しないし、持ってもいない。乗車するといきなり電話番号を聞かれる。それをナビに入力すると我が家がわかるらしい。電話は電話帳に掲載していないのでナビは無理だった。だが住所で直ぐに目的地がわかる。

 今回の台湾の旅も楽しいうちに終わった。そして12名の少ない人数で打ち解ける。まるで山岳修行の旅のように森林の中をよく歩いた。靴は今回もいつものトレッキングシューズ。この靴は最近の旅ではフル活用する。参加者の年齢は高く最高齢は85歳の男性で1人参加だった。この歳まではだいぶあるのでまだまだ海外に出かけられると意気込む。今回の旅の模様は後日のブログにアップしよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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