2015年7月9日木曜日

旅番組を見る

今朝は日差しがまばゆい!お天気になったし、予定もない。こんな日は自転車で外に飛び出すに限る。目的地は少しばかり遠くのスーパーと近くの図書館。気ままに動く。これも至福の時。

新刊の棚においてあった、『独居老人スタイル』、表紙はゴッホの自画像。ゴッホに関する本かと思って借りて帰る。ところが、なんという本?好き勝手に生きて元気な老人とは…。数頁読んで気分を害す。読後感はすがしいモノがいい。とはいってもこれまた人生、そして本もいろいろ。とやかく言うほうがおかしいのかもしれない。すぐに返却しよう。

来月出かける予定の海外は初めて行くところ。何の予備知識も持たずに出掛ける。そうはいっても、まだ時間がある。ガイドブックを借りて読むと気分はのってくる。本を見ながらテレビをつけるとBSプレミアムでインドシナ半島をやっている。午後3時半から5時までの一時間半の旅番組。日中にテレビを見ることはあまりない。ところが旅する人もいいし、番組自体もいい。ベトナムの北から南へ縦断する旅。旅する人は野村佑香。

旅番組も出演者やナレータでその善し悪しが決まる。ベトナムにはホイアンの日本人街と中華人街がある。ところが、フランス領だったにもかかわらずフランス人街がない。なぜ?との質問に先の2ヶ国は皇帝が招待した国、フランスは招かれざる客。即ち侵略してきた国、とベトナムの人は応える。そうか、気づかなかったと目からうろこ。他にもベトナム女性が侵略者フランスのおかげで難しい漢字を覚えなくて済むようになったと話す。ローマ字表記をそう言い表す。これも聞いていて複雑。もしも他国の影響により日本語の漢字やひらがながなくなり、ローマ字表記になったとする。それで喜ぶ人がいるだろうか。

この番組を放送終了後調べると2年くらい前の番組だった。いずれにしてもいい番組だった。まだまだこの続きもあるらしい。

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