2015年7月24日金曜日

『屋根ひとつお茶一杯』

3日間、パンクして乗れなかった自転車。昨日、お店の人に取りに来てもらって無事修理完了。修理代金1404円。安い!

自転車はパンクし、雨は降るしで家でおとなしくテレビを見る。お昼のBSシネマは「大いなる勇者」。先日の「洞窟おじさん」の続きを思わせるようなアメリカの西部劇。1850年代のアメリカが見ていてよくわかる。途中、自転車が修理されて戻ってくる。

BSを見終えるとすぐに図書館とスーパーへ。どこへ行っても相変わらず爺婆ばかり。この状況はますます盛んになるだろう。その中にどっぷりつかっている。しかし、なるべくならこういう状況の中に身を置きたくない。

とはいっても今夜もその状況に身を置きそう。広島交響楽団定期演奏会に出かける。夏休みに入り、少しは若者の姿もあるだろうか。どんな状況にあっても気分は若く気楽でありたいものだ。

『屋根ひとつお茶一杯』、サブタイトルは「魂を満たす小さな暮らし」(ドミニック・ローホー 原秋子訳 講談社、2015年)を読んだ。また気になる個所を記そう。

★自分の人生をただひたすら掃除、片づけ、修理、改善に費やすのは不自然なこと。反対に、教養を高めたり、好奇心を満たしたりと、文化的な分野で自分を豊かにすることに時間を費やすのは極めて「自然」なことなのです。24p

★贅沢とは、まずはほがらかに生きること、軽快に、ゆとりある生き方をすることなのです。一時一時を充実させ、ゆっくりと、悩まず、無理な要求なしに生きることなのです。それはときに、旧友とシャンパンをあけて会話を楽しむこと、あるいは深い感動をともなう自分を生きることです。贅沢とは型にはまったものではありません。それは反対に、とくべつな瞬間に表れるものです。住まいの広さに関係するものではなく、むしろ生活にかかわる、ありとあらゆるものに感動する「繊細さ」とリンクしているのです。159p

★真の贅沢とは、「自由に生きること」です。人に何と言われようと気にしないでいられる自由、社会の規範からの自由、自分自身でいられる自由、自分の生き方、価値観に与することができる自由なのです。170p

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