昨日は梅雨の晴れ間を利用して2階の部屋を片付けた。といってもそれは2階の部屋の小さい押入れにあるものを少し片付けた程度である。
その中に小さな袋にいれた書類を見つける。その中には10数年前に出版社に投稿し、掲載された本などを入れていた。
紙類とあって少々湿気たにおいがする。それをひろげてしばらく干した。夕方その本を取り出し、しばし眺める。
国立民族学博物館の友の会機関誌『みんぱく』、全日空の『翼の王国』、フルートの機関誌、PHP研究所の『ほんとうの時代』、長く通っていた「ひろしまアジア塾」で書いたレポートなどである。
中でも2002年の『ほんとうの時代』は相当刺激を受けた跡がうかがえる。
2002年といえばその年の7月に長く勤めた会社をリストラされている。その本の中をめくると土屋賢二氏の「『学び』こそ中高年にもってこいの遊び」が掲載されていた。
その年、再度「大学に行こう」と思い始めていた。それから6年間も大学で学んだことを思うと少しはその人の影響があるかもしれない。
今その頁を読んでもやはり当時の気持ちと変わらない。『ほんとうの時代』は買っては読まず、すべて図書館で借りていた。手元にある本は我が投稿が掲載され、出版社から送られて来たモノである。
いずれにせよ年齢を重ねてからの大学生生活は大変だった。とにかく時間に追われた生活をしていた。2年目になるとアサちゃんの介護も加わったりして…。
そのすべては過去のコトになった。
今我が置かれた状況はその当時とは雲泥の差である。修了した大学のポリシーである「学問は、最高の遊びである。」をこれからも我がモットーにして時間を費やしたい。
そう思いながらポストをみると葉書が入っていた。今月末から始まる県立大学の「マルチメディアの世界から英語を楽しむ」の講座の受講通知である。
夜の講座は避けていた。だがそうもいっておれない。飲みながら、食べながら、聴きながら、学びながら…も楽しくなりそう…。
あとスイミングと海外旅行が加わったら我が本来の姿になるのだけれど…。
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