今日は3回目のシャンソンのレッスン日。いつもどおりレッスンは発声練習からはじまる。男の先生はとにかくお腹から声を出すようにという。横隔膜あたりに両手をあてて…と。
フルートの先生も同じく息継ぎはお腹から…と。ということはどちらも呼吸の仕方が大事ということだろう。
シャンソンはグループレッスンで時間は90分。先生はその間絶え間なくクラビノーバを弾く。先生の音に合わせて歌うときは何とか歌うことができる。ところがはじめて聴く曲などは自宅で1人楽譜をみて歌うとなんだか変。そこで毎回お世話になるのがユーチューブである。
レッスン時の90分間は声を出し続ける。それは結構な運動になる。その後は決まってビールが待っている。
今日は1人欠席のため3人での飲み会だ。するとなぜか新米の方に話の矛先が向く。聞くところによると、このグループにこれまで馴染んで参加したものはいないとか。
それほどこの人たちと馴染んでいるというつもりもない。だがどんなレッスンもおわればすぐ解散よりも違うジャンルの人と知り合うのも楽しいと思い参加する。するとメンバーとも次第に親しくなっていく。
親しさもますと言いたいことをいい始める。地味すぎるというのだ。そのうちの1人が我が着ている服装についてあれこれという。そのころは2人はビールのジョッキ3杯目を飲み干していた。我が方は1杯目というのに。
服装は柄物でなく無地を着るようにとの忠告だ。いわれてみれば確かに柄物が多い。それが終わると髪についての忠告だ。聞く側としてはただうなずくばかりじゃなく意見もいう。すると今度はそれが今までのメンバーにない人だと褒め上げる。
何でもいえば…と思いながら聞いていると笑いが起きる。我ながらそれがまたおかしい。
家に着くと知人から電話がかかっていた。知人にTELをかけなおすとワインの夕べに一緒に行く人が1人増えたという。そのとき先ほどの飲み会の話をした。「地味すぎるらしい」と。相手はそれを聞いて大笑い。そうは見えないらしい。最後には「楽しく習えばいい!」という。なるほどと妙に感激する。楽しければいいじゃないの、と。
こうやって今日も1日暮れていく。人に馴染むとはさてさて…。
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