昨日と今日の2日間、宮島で遊んできた。春のようなお天気で行楽日和。しかし春になると、花粉症かどうか、昨日から鼻水と格闘する。
昨夜は宮島口のホテルに泊まる。旅の道連れはバスの旅で知りあった友だち。ホテルで夕食を終えて話をしていると、その人から韓国への旅を誘われる。
韓国へはまだ出かけたことがない。一昨日、女子会の人と電話で話していると韓国へ桜を見に出かけるとのコトだった。日本に負けず、韓国の桜も綺麗らしい。
出かける日程が一昨日の話と似ている。すぐに日程をメールで聞くと、入れ違いだった。女子会の人の方が後だった。だが、メールでやり取りするうち、同じ日に行く予定を変更したとのコト。
今、さっきまで一緒にいた人からメールが入る。韓国への旅を申し込んだらしい。すると最後の2名で催行確定とか。韓国、台湾は近場のためいつでも行くことができると思い、積極的には行く気がなかった。それが4月に一気に浮上し、朝鮮半島へ上陸となる。
世界遺産の慶州方面らしい。韓国へ出かけることに対して、これまで食べ物に躊躇する。においのきついものに対して口に合うかどうか心配する。だが、4日間と短く、旅に出ると余り食べないようにしているのでそれもどうにかなるだろう。
スリランカの旅も香辛料が強く、食べるものは「ナン」などの小麦粉で練ったものを焼いたものや、バナナを3食食べた。バナナは日本で食べるバナナと違い酸味があって味も濃厚で大変美味。他の果物は水が飲めない国なので美味しそうなものであっても、一切食さず、火が通ったものしか食べないようにした。
何と言っても食べるものは日本が一番。年を経るにつれて食の好みがうるさくなる。以前は「何でも食べてみよう」の気概があった。最近は無理して口に合わないものは食べないようにしている。
ともあれ、未知の国韓国への旅を楽しみにしよう。
さて宮島。久しぶりに行く。以前と違っていたことは世界遺産に登録されてその記念碑があったこと。ホテルでも島にわたっても「牡蠣」を食べた。この季節の牡蠣は美味しい。
厳島神社で朱印をお願いする。その後は、山の方に進んで真言宗大本山の大聖院へ参拝する。神社とお寺の御朱印帳を使い分けている。今日は神社用を持参したので、お寺である大聖院は1枚の用紙に朱印をお願いする。友だちに聞くと、それを朱印帳に貼り付けるといいという。
昨夜は余り寝ていない。先ほど帰宅すると30分ほど眠る。少し眠ると楽になる。これから少しするとスペイン語を習いに再度市内へ出かける。今日の一日も暮れようとしている。もうしばらく、元気を出して習いに行こう!
2013年2月28日木曜日
2013年2月27日水曜日
元気なうちは外へ出よう!
今日は暖かい一日になりそう。天気予報によると最高気温15度、最低気温6度となっている。
昨日は夕方からフルートのレッスンに出かける。今年からレッスンしていたモーツアルトのK.299もどうにか終えて、先生から新しい楽譜を戴く。
次にさらう曲は“Alleeluia”from the motet Exsultate,Jubilate,K.165で同じモーツアルトの作曲。先ほどYOU TUBEで探すと歌唱があった。 この曲はなじみがない。だがきれいな曲。頑張って練習しよう。
昨日、レッスン前に図書館へ予約の本を取りに行く。スリランカでお世話になった方丈様の著書である。まだ読んでいないけど、ざっと目を通す。その後、方丈様のお寺をHPで検索する。
旅行中、カメラに余り収められず、時間を見つけては葉書に写生をしておられた。そして短時間にかなりの枚数、描かれていた。旅の終わり頃、それを見せてもらう。昨日のweb上でも、これまで旅先で描かれた絵をアップされている。
絵といえば今朝の新聞折込や新聞広告にカルチゃーセンターの案内がある。それをみて、絵を習おうかなと頭を掠める。だが、絵はダメだとの思いがつよく、諦めが先に出る。
2月になって大学へ行かないと思うとついつい遊びに目が向く。これじゃ、ダメじゃと思うけど・・・。
昨夜の夕食中、歯にかぶせていたものが外れた。今朝は急いで歯科に行く。これまでの歯科でなく、人からいいと聞いたところへ行く。すぐに治療してもらう。
母は歯は大事、と常に話していた。そして抜かないようにとも言っていた。ところが、これまで通っていた歯科はすぐに抜く話をする。今朝の先生は30年東京に勤務し、10年前に親の後を継いだという。
まだ抜かなくてもいい、とのことで少し安心する。医者でも何でもその人との相性がある。いい先生に出会った。
午後からは前から予定していた宮島口のホテルに投宿。バス旅で知りあった友人と美味しいものを食べてしゃべって楽しく過ごそう。せいぜい元気なうちは外へ目を向けて・・・。さあ今日も元気を出して頑張れ!
2013年2月26日火曜日
「楽しむために資格は要らない」
今日は陽射しもなく雨になるのだろう。寒い!
昨日は、自転車に乗って一度外に出ただけで家で大人しくする。その合間に今週末予定しているお雛様女子会のメールを一斉送信。その返信メールの一つには一句添えられて・・・。「オバサンも 桃の節句は お雛サン」。上手い!
返信メールをもらった順番に電話をする。どの人とも長話になり、電話の最後には女子会で外国へ行こう、との話で落ち着く。話の中で「楽しむために資格は要らないからね」。この言葉、昨夜のハイライト。座布団何枚あげればいいのやら・・・。
老若男女、元気なものもそうでないモノも、何でもどんなことも楽しむことはできる。別に外国へ出かけなくてもいい。家の中でも、外でもどこでもできる。楽しもうと思えばそれでいい。電話で他愛ないコトを話すだけでも楽しい時間。大いに楽しみましょう!
昨夜は先日の旅で仲良くなった人から電話がかかる。5月下旬にルーマニアへ10日間の旅を予定していた。一緒に行こうと誘う手紙を書くと、その人はすでに他の国へ予約済み。話をしていて、その人の行く国へ急遽変更する。まだ出かけたことがない国。一人参加だと6万円も旅費がアップ。その点、相部屋だとそれだけ安く付く。
スリランカに行く前、モロッコを予定していた。だが、旅行社から行き先ルートの変更がある。そうまでしていくこともないと思い、急遽、スリランカへ行くことにした。その予約を電話ですると1人だけ空席があった。
旅で知りあった人は、スリランカへ申し込むとキャンセル待ちだった。だが、3人参加のグループのうち1人がキャンセルをする。その代わりとしてキャンセル待ちのその人が行けることになる。そのいきさつを旅の最中に知る。もしキャンセル待ちがなかったら一人参加は女性では私だけだった。
先ほど、ルーマニアの取り消しの電話をし、すぐに昨夜の人に電話をする。「また会えるえるね」と喜んでもらう。これまで海外は余り人が出かけない辺境の地へ出かけている。今月もまた1歳年を重ねた。年を経るとともに時にはマイナーでない国へ出かけるのもいい!?旅行が催行されることを願おう。
長電話の後は先日、オペラに出演した知人からも電話が入る。主役級の人の歌が上手かったと話すと、その人は本番よりももっと歌は上手とか。ともあれ、大盛況のうちにオペラも終わった。
今日もまだ少し風邪気味。夕方からはフルートのレッスンに出かける。それまでに自転車に乗って予約の本を受取りに行こう。今日も元気で!
昨日は、自転車に乗って一度外に出ただけで家で大人しくする。その合間に今週末予定しているお雛様女子会のメールを一斉送信。その返信メールの一つには一句添えられて・・・。「オバサンも 桃の節句は お雛サン」。上手い!
返信メールをもらった順番に電話をする。どの人とも長話になり、電話の最後には女子会で外国へ行こう、との話で落ち着く。話の中で「楽しむために資格は要らないからね」。この言葉、昨夜のハイライト。座布団何枚あげればいいのやら・・・。
老若男女、元気なものもそうでないモノも、何でもどんなことも楽しむことはできる。別に外国へ出かけなくてもいい。家の中でも、外でもどこでもできる。楽しもうと思えばそれでいい。電話で他愛ないコトを話すだけでも楽しい時間。大いに楽しみましょう!
昨夜は先日の旅で仲良くなった人から電話がかかる。5月下旬にルーマニアへ10日間の旅を予定していた。一緒に行こうと誘う手紙を書くと、その人はすでに他の国へ予約済み。話をしていて、その人の行く国へ急遽変更する。まだ出かけたことがない国。一人参加だと6万円も旅費がアップ。その点、相部屋だとそれだけ安く付く。
スリランカに行く前、モロッコを予定していた。だが、旅行社から行き先ルートの変更がある。そうまでしていくこともないと思い、急遽、スリランカへ行くことにした。その予約を電話ですると1人だけ空席があった。
旅で知りあった人は、スリランカへ申し込むとキャンセル待ちだった。だが、3人参加のグループのうち1人がキャンセルをする。その代わりとしてキャンセル待ちのその人が行けることになる。そのいきさつを旅の最中に知る。もしキャンセル待ちがなかったら一人参加は女性では私だけだった。
先ほど、ルーマニアの取り消しの電話をし、すぐに昨夜の人に電話をする。「また会えるえるね」と喜んでもらう。これまで海外は余り人が出かけない辺境の地へ出かけている。今月もまた1歳年を重ねた。年を経るとともに時にはマイナーでない国へ出かけるのもいい!?旅行が催行されることを願おう。
長電話の後は先日、オペラに出演した知人からも電話が入る。主役級の人の歌が上手かったと話すと、その人は本番よりももっと歌は上手とか。ともあれ、大盛況のうちにオペラも終わった。
今日もまだ少し風邪気味。夕方からはフルートのレッスンに出かける。それまでに自転車に乗って予約の本を受取りに行こう。今日も元気で!
2013年2月25日月曜日
オペラ「メフィストーフェレ」を観に行く
今日の最高気温11度、最低気温1度でまだまだ寒い。
昨日も寒かった。昨日は遅い朝食の後、お昼も食べずにオペラを観に行く。広島駅で少しだけティータイム。会場までのバスに乗ると、途中で一緒に行く人と合流する。少し早めの到着だった。だが、すでに開場を待つ人が並んでいる。
しばらく並んでいると、知り合いに出会う。以前、アジアを学ぶ勉強会で一緒の人だった。その人は昨日の指揮者と友だち。応援に駆けつけたのだろう。
知人からは入場者は少ないように聞いていた。だが、会場に入るとお客で一杯。
ところが、オペラを観るマナーの悪さに一緒に行った人と辟易する。一列後からは、夫婦の私語が絶えず聞こえ、一列前からはかかってきた携帯電話で話し始める。
これまでいろいろ見たり聞いたりしてきたけど子供よりも始末が悪い。きっと知り合いに頼まれて来た人たちだろう。音楽を本当に楽しむ人はそんなことはしないから。
昨日のオペラのタイトルは「メフィストーフェレ」でゲーテの『ファウスト』が原作らしい。さすがに主役級のメフィストーフェレとファウスト、それにエレナの3人は声量があり、声もよくとおっていた。
この「メフィストーフェレ」は初めて聞く言葉で内容の把握はしていない。もらったパンフによると「もし私がある瞬間に対して『止まれ、お前は美しい』と言ったら、私は地獄でお前に仕えよう・・・。悪魔もあきれる程の人間界の修羅にあって、神が見込んだ男ファウスト。彼はあらゆる学問を修めてもなお真理に近づく事が出来ないと落胆している。この男を悪魔の道に逸らす事が出来るか・・・。悪魔は神と賭けをし、悪魔メフィストーフェレとファウストの旅が始まる。純朴な村娘マルゲリータとの恋、その悲惨な死、ワルプギスの夜の魔女の宴、妖精たちに囲まれた古代ギリシャの絶世の美女エレナとの恋・・・」とある。
古代ギリシャの・・・とあるが、偶然、先ほどNHKラジオの「朗読の時間」を聞いていると村上春樹のギリシャの旅の話を朗読していた。正式な本のタイトルは忘れてしまったけれども、その本の最後で、旅は疲れるものであり、いろんなことを旅で体験する。それは旅をしたものに跳ね返り、考える力になる・・・というような内容だった。
旅は簡単なものではない。体力と気力が旅には伴う。今回のスリランカの旅もお目当てのシギリア・ロックへの道は体力を要した。途中でリタイアした人も何人もいる。だが、その頂上へ着いたときは、姪がキナバル山の頂上で万歳をしたように、思わず万歳をする。
昨日はオペラ観賞のあと一緒に出かけた人と街中まで歩く。その近くの大型電器店に入り、外国でも対応のヘアドライヤーを購入する。持ち運びには大きすぎると思った。しかし対応機種が少ない。仕方なくそれを購入。
購入といえば、昨日、10年ぶりにJRの6ヶ月定期券を購入。JRに乗って出かける日が多くなっている。一月のうち、12,3日乗れば元が取れる。また乗車のたびに切符を買わなくてもいい。通勤ではないけれども通勤定期を持つ生活となった。これでさらに外にでる習慣がつけばいい。
今日は、泳ぎに行こうと思った。だが、ちょっと風邪気味。泳ぎは先延ばしにして一日ゆっくり三昧としよう!今日も元気で!
昨日も寒かった。昨日は遅い朝食の後、お昼も食べずにオペラを観に行く。広島駅で少しだけティータイム。会場までのバスに乗ると、途中で一緒に行く人と合流する。少し早めの到着だった。だが、すでに開場を待つ人が並んでいる。
しばらく並んでいると、知り合いに出会う。以前、アジアを学ぶ勉強会で一緒の人だった。その人は昨日の指揮者と友だち。応援に駆けつけたのだろう。
知人からは入場者は少ないように聞いていた。だが、会場に入るとお客で一杯。
ところが、オペラを観るマナーの悪さに一緒に行った人と辟易する。一列後からは、夫婦の私語が絶えず聞こえ、一列前からはかかってきた携帯電話で話し始める。
これまでいろいろ見たり聞いたりしてきたけど子供よりも始末が悪い。きっと知り合いに頼まれて来た人たちだろう。音楽を本当に楽しむ人はそんなことはしないから。
昨日のオペラのタイトルは「メフィストーフェレ」でゲーテの『ファウスト』が原作らしい。さすがに主役級のメフィストーフェレとファウスト、それにエレナの3人は声量があり、声もよくとおっていた。
この「メフィストーフェレ」は初めて聞く言葉で内容の把握はしていない。もらったパンフによると「もし私がある瞬間に対して『止まれ、お前は美しい』と言ったら、私は地獄でお前に仕えよう・・・。悪魔もあきれる程の人間界の修羅にあって、神が見込んだ男ファウスト。彼はあらゆる学問を修めてもなお真理に近づく事が出来ないと落胆している。この男を悪魔の道に逸らす事が出来るか・・・。悪魔は神と賭けをし、悪魔メフィストーフェレとファウストの旅が始まる。純朴な村娘マルゲリータとの恋、その悲惨な死、ワルプギスの夜の魔女の宴、妖精たちに囲まれた古代ギリシャの絶世の美女エレナとの恋・・・」とある。
古代ギリシャの・・・とあるが、偶然、先ほどNHKラジオの「朗読の時間」を聞いていると村上春樹のギリシャの旅の話を朗読していた。正式な本のタイトルは忘れてしまったけれども、その本の最後で、旅は疲れるものであり、いろんなことを旅で体験する。それは旅をしたものに跳ね返り、考える力になる・・・というような内容だった。
旅は簡単なものではない。体力と気力が旅には伴う。今回のスリランカの旅もお目当てのシギリア・ロックへの道は体力を要した。途中でリタイアした人も何人もいる。だが、その頂上へ着いたときは、姪がキナバル山の頂上で万歳をしたように、思わず万歳をする。
昨日はオペラ観賞のあと一緒に出かけた人と街中まで歩く。その近くの大型電器店に入り、外国でも対応のヘアドライヤーを購入する。持ち運びには大きすぎると思った。しかし対応機種が少ない。仕方なくそれを購入。
購入といえば、昨日、10年ぶりにJRの6ヶ月定期券を購入。JRに乗って出かける日が多くなっている。一月のうち、12,3日乗れば元が取れる。また乗車のたびに切符を買わなくてもいい。通勤ではないけれども通勤定期を持つ生活となった。これでさらに外にでる習慣がつけばいい。
今日は、泳ぎに行こうと思った。だが、ちょっと風邪気味。泳ぎは先延ばしにして一日ゆっくり三昧としよう!今日も元気で!
2013年2月24日日曜日
「へこんでる暇なんかないけんね」
今日の天気予報によると最高気温10度、最低気温2度とまだまだ寒い日が続く。
昨日は宮崎の人と小倉の人に旅のお礼の手紙を書く。書く前に戴いた名刺から失礼ながら宮崎の人をネットで検索すると旅で話されたことと同じだった。何と著書もたくさんあり、卒業された大学も日本で1,2を争う大学だった。もちろん旅の最中で本のことも大学のことも聞いている。
宗教にあまり関心がない。とはいっても知らない世界のことなので好奇心の赴くままに話を聞き、わからないことを質問する。
お坊さんは3人参加された。うち一人は小倉の人で独身。お坊さんの独身は100人に1人くらいだとか。曹洞宗総本山永平寺の修行の光景はテレビで2度見たことがある。厳しい修行の光景だった。その通り?、と小倉の方丈様に聞くとそうだと話される。もちろん、3人とも永平寺で修行されている。
今朝、いつも拝見している人のブログを見ると、次のように書いて下さっている。
「スリランカに旅して帰国したU女史からは、光景が目に浮かぶような旅の報告が始まり、これからしばらく楽しみです。皆元気に生きている。へこんでる暇なんかないけんね、という気持ちが伝わる。」。そのとおりです。へこんでいる(この言葉は使ったことが無い)暇はありません。そうなる前に動きます(笑)。
この「へこんでる暇なんかないけんね」が、私が思うに、話している最中に宮崎の方丈様に伝わったのかもしれない。それで「頑張れ!」という意味を込めて、水晶の念珠を下さったのだろう。
戴いた後、腕輪をせずに観光していた。するとすかさず「するように」と促される。その際「大事にしまっている」といえばいいモノを、「これをしているから・・・」とミサンガを見せた。右手に旅の最中、皆で受けた白い糸の「ミサンガ(?)」。それで腕輪は大事にしまっていた。
その日の夕食前にお風呂へ入った。夕食時、戴いた腕輪をつけて食事に向かい、方丈様に「してます!」というと「それでいい!」と言われる。その翌日いつこれを身につければいいのか尋ねるとその説明をしてくださった。以後、旅の間はその無事を願って身につける。
この方丈様、なんと生年月日が5日ほど私が遅いだけで同じだった。これにも驚く。
他の2人の方丈様も楽しい方たちだった。特に独身の小倉の方丈様は毒舌で高らかに笑われる。その人たちと一枚の写真も写っていない。これはちょっと残念。
長崎の方丈様は旅の翌朝、朝食のバイキングに並んでいると「笑顔がいいね!」と褒めて下さる。余り人から褒められることがないので感激する。元気に張り切っていると見えたのかもしれない。
そういえば、宮崎の方丈様からは旅の初日におしゃれをするように言われ、その後も毎日服装のチェックをされた。ある日はサーモンピンクの色ね、とか、またある日はドレッシーねとか・・・。旅なのでいい恰好はしていない。また、おしゃれに大いに無頓着(これに甘えていてはいけない!?)。痛いところを注意されてしまった!
だが、楽しいことばかりの旅だった。近いうちまとめてブログにアップしよう。
昨夜はスペイン語の講座に出かける。昨夜は新たに男性が加わる。だが、その人は長く習っている様子。講義を受けた後、皆で話していると中国語、ロシア語、アラビア語など、他の言語も同時に習っている。
瞬間、中国語はどこで習っているかと2人に聞く。それを聞くと習おうかな、と頭を掠める。だが、どれも中途半端になりそうで中国語は諦める。これまでどおり家で中国語ニュースを聞くことにして・・・。
今日はこれからフルートの先生と知人が出演するオペラの観劇にでかける。先日知人からチケットをもらう。そのお礼も込めて、帰国の最後のトランジットの台湾の空港でやっとゲットしたお土産を持参する。
さあ、今日も元気を出して!
昨日は宮崎の人と小倉の人に旅のお礼の手紙を書く。書く前に戴いた名刺から失礼ながら宮崎の人をネットで検索すると旅で話されたことと同じだった。何と著書もたくさんあり、卒業された大学も日本で1,2を争う大学だった。もちろん旅の最中で本のことも大学のことも聞いている。
宗教にあまり関心がない。とはいっても知らない世界のことなので好奇心の赴くままに話を聞き、わからないことを質問する。
お坊さんは3人参加された。うち一人は小倉の人で独身。お坊さんの独身は100人に1人くらいだとか。曹洞宗総本山永平寺の修行の光景はテレビで2度見たことがある。厳しい修行の光景だった。その通り?、と小倉の方丈様に聞くとそうだと話される。もちろん、3人とも永平寺で修行されている。
今朝、いつも拝見している人のブログを見ると、次のように書いて下さっている。
「スリランカに旅して帰国したU女史からは、光景が目に浮かぶような旅の報告が始まり、これからしばらく楽しみです。皆元気に生きている。へこんでる暇なんかないけんね、という気持ちが伝わる。」。そのとおりです。へこんでいる(この言葉は使ったことが無い)暇はありません。そうなる前に動きます(笑)。
この「へこんでる暇なんかないけんね」が、私が思うに、話している最中に宮崎の方丈様に伝わったのかもしれない。それで「頑張れ!」という意味を込めて、水晶の念珠を下さったのだろう。
戴いた後、腕輪をせずに観光していた。するとすかさず「するように」と促される。その際「大事にしまっている」といえばいいモノを、「これをしているから・・・」とミサンガを見せた。右手に旅の最中、皆で受けた白い糸の「ミサンガ(?)」。それで腕輪は大事にしまっていた。
その日の夕食前にお風呂へ入った。夕食時、戴いた腕輪をつけて食事に向かい、方丈様に「してます!」というと「それでいい!」と言われる。その翌日いつこれを身につければいいのか尋ねるとその説明をしてくださった。以後、旅の間はその無事を願って身につける。
この方丈様、なんと生年月日が5日ほど私が遅いだけで同じだった。これにも驚く。
他の2人の方丈様も楽しい方たちだった。特に独身の小倉の方丈様は毒舌で高らかに笑われる。その人たちと一枚の写真も写っていない。これはちょっと残念。
長崎の方丈様は旅の翌朝、朝食のバイキングに並んでいると「笑顔がいいね!」と褒めて下さる。余り人から褒められることがないので感激する。元気に張り切っていると見えたのかもしれない。
そういえば、宮崎の方丈様からは旅の初日におしゃれをするように言われ、その後も毎日服装のチェックをされた。ある日はサーモンピンクの色ね、とか、またある日はドレッシーねとか・・・。旅なのでいい恰好はしていない。また、おしゃれに大いに無頓着(これに甘えていてはいけない!?)。痛いところを注意されてしまった!
だが、楽しいことばかりの旅だった。近いうちまとめてブログにアップしよう。
昨夜はスペイン語の講座に出かける。昨夜は新たに男性が加わる。だが、その人は長く習っている様子。講義を受けた後、皆で話していると中国語、ロシア語、アラビア語など、他の言語も同時に習っている。
瞬間、中国語はどこで習っているかと2人に聞く。それを聞くと習おうかな、と頭を掠める。だが、どれも中途半端になりそうで中国語は諦める。これまでどおり家で中国語ニュースを聞くことにして・・・。
今日はこれからフルートの先生と知人が出演するオペラの観劇にでかける。先日知人からチケットをもらう。そのお礼も込めて、帰国の最後のトランジットの台湾の空港でやっとゲットしたお土産を持参する。
さあ、今日も元気を出して!
2013年2月23日土曜日
留守中のメール・電話etc.
昨日から我が家で一番働いているモノは洗濯機。洗濯したものはエアコンをつけて部屋で干すとすぐに乾く。この便利さは世界一だろう!?
今回の旅は暑い国だった。連泊する宿で洗濯しても全く乾かない。夕方になると毎日のようにスコールになる。そのためだろうか、湿気は多い。当然、洗濯物は乾かない。
だが、このスコールのお蔭なのだろうか、スリランカは緑豊かな国だ。
帰国の機内で旅でお世話になった方丈様にお礼の挨拶をすると「手紙を書いてね」と言われる。今日は遅い起床でお昼になってしまった。これからその方へのお礼の手紙と、一人参加の小倉の人に5月に出かける国への誘いの手紙を書いて出そう。
手紙といえば、昨日は留守中に届いたメールや電話の返事をする。電話をかけてくれた人のなかには固定電話と携帯電話に何度も掛けている。パキスタンの旅で同室の米子の人だった。
スリランカへ行っていたと告げると、随分前に行ったことがあるという。スリランカが落ち着いたのは2009年。だがその人はかなり前に出かけている。
電話の用件は旅とは関係ないチェロの演奏会の話だった。外国からのデュオの演奏会を大阪まで聞きに行き、その素晴らしさに感動する。そのデュオの広島での演奏に出かけるよう教えようとしたらしい。だがその演奏会は旅の最中だった。
その話の後、旅の話になる。今回の旅の参加者は月に1度の割合で海外に出かけるという人もいるくらい、どの人も海外通の人たちだ。だが、パキスタン等のイスラム圏への参加者はいないようだった。それくらいパキスタンはマイナーな国。
マイナーな辺境の国へ出かけると旅仲間になる。険しい自然と向き合って生活する人々を目の当たりにして何か同感するモノ・コトがあるからだろうか。今回の旅もそのように感じた。
スリランカは決して裕福な国ではない。お土産といっても香辛料と紅茶等の自然からの恵みと宝石類。だが宝石類は高価なもので庶民には手が届かない。というよりもあまり関心がない。
だが、その自然環境はどの国よりも恵まれている。バスで移動中、何度も道を横切って水を飲みに行く象に遭遇する。象以外にも孔雀、ワニ、トカゲ、やせ細った犬、猫、鳥類、牛、鶏、鹿などあらゆる動物が我が物顔で生息している。まるで国全体がサファリのように。
このような光景はいくら人が手を加えてつくろうと思っても無理だろう。自然はどんなに立派につくられたモノ・コトよりも勝るのである。
こんな国で生活すると旅の参加者も自ずと優しくなるのだろう。どの人とも仲良くなれる気がしてくる。
今夕はスペイン語が待っている。しかし、頭は旅モード。早く日常モードに切り替えて予定が詰まっている後、1週間を元気に過ごそう。さあ今日も張り切って!
今回の旅は暑い国だった。連泊する宿で洗濯しても全く乾かない。夕方になると毎日のようにスコールになる。そのためだろうか、湿気は多い。当然、洗濯物は乾かない。
だが、このスコールのお蔭なのだろうか、スリランカは緑豊かな国だ。
帰国の機内で旅でお世話になった方丈様にお礼の挨拶をすると「手紙を書いてね」と言われる。今日は遅い起床でお昼になってしまった。これからその方へのお礼の手紙と、一人参加の小倉の人に5月に出かける国への誘いの手紙を書いて出そう。
手紙といえば、昨日は留守中に届いたメールや電話の返事をする。電話をかけてくれた人のなかには固定電話と携帯電話に何度も掛けている。パキスタンの旅で同室の米子の人だった。
スリランカへ行っていたと告げると、随分前に行ったことがあるという。スリランカが落ち着いたのは2009年。だがその人はかなり前に出かけている。
電話の用件は旅とは関係ないチェロの演奏会の話だった。外国からのデュオの演奏会を大阪まで聞きに行き、その素晴らしさに感動する。そのデュオの広島での演奏に出かけるよう教えようとしたらしい。だがその演奏会は旅の最中だった。
その話の後、旅の話になる。今回の旅の参加者は月に1度の割合で海外に出かけるという人もいるくらい、どの人も海外通の人たちだ。だが、パキスタン等のイスラム圏への参加者はいないようだった。それくらいパキスタンはマイナーな国。
マイナーな辺境の国へ出かけると旅仲間になる。険しい自然と向き合って生活する人々を目の当たりにして何か同感するモノ・コトがあるからだろうか。今回の旅もそのように感じた。
スリランカは決して裕福な国ではない。お土産といっても香辛料と紅茶等の自然からの恵みと宝石類。だが宝石類は高価なもので庶民には手が届かない。というよりもあまり関心がない。
だが、その自然環境はどの国よりも恵まれている。バスで移動中、何度も道を横切って水を飲みに行く象に遭遇する。象以外にも孔雀、ワニ、トカゲ、やせ細った犬、猫、鳥類、牛、鶏、鹿などあらゆる動物が我が物顔で生息している。まるで国全体がサファリのように。
このような光景はいくら人が手を加えてつくろうと思っても無理だろう。自然はどんなに立派につくられたモノ・コトよりも勝るのである。
こんな国で生活すると旅の参加者も自ずと優しくなるのだろう。どの人とも仲良くなれる気がしてくる。
今夕はスペイン語が待っている。しかし、頭は旅モード。早く日常モードに切り替えて予定が詰まっている後、1週間を元気に過ごそう。さあ今日も張り切って!
2013年2月22日金曜日
スリランカから帰って・・・
先ほどインド洋の光り輝く国、スリランカから帰ってきた。
スリランカは年中真夏。日本は真冬。途中、出会う観光客はヨーロッパ人が大半を占める。ある観光地で大きな樹木の下で休憩しているヨーロッパ風の人に「どこの国から?」と英語で聞くとオランダ人だった。汗がタラタラと流れる顔を扇子で扇ぎながら尋ねる。するとその様子に驚かれ、「どこの国?」と聞き返される。「日本」と返答。
他にも「日本の今の季節は?」と聞かれ、「冬」と答える。英語が通じる、と思い、さらに聞こうとする。だが、旅の仲間から距離が開いてしまう。写真も一緒に撮りたかった。だが時間がなくてその場を去る。
今回の旅は本当に楽しい旅だった。何といっても皆に「親切」にしてもらった。この「」付きの「親切」の理由が旅の最終日に聞いた長崎から参加した人の言葉で理解する。「そうだったのか」と。
その人は帰りの機内で笑っていった。一見すると大人しくて、何もできず、一人っ子のようだと。だから「助けてあげよう」という気にさせるらしい。だがひとたび話をするとそうではなく、よくしゃべる。そのギャップが人を楽しくさせるという。
これを聞いて妙に納得する。これまでどの人からも「大人しい」といわれ続けてきた。何もできない、は以前ならば当てはまるだろう。でも今はちょっと違うと思うけど・・・。そういえば料理はするの?とも聞かれた。
ちゃんと一人で生きてるよ!今のところはね。わかって欲しい!
見た目で損をしている!?だがそのお蔭(?)で人から親切にしていただく。ありがたいことと思うようにしよう。
スリランカは年中暑い。だが、それは年中、緑まぶしい国になる。他の国には見られないほど綺麗な国。この国にいると、光り輝く(スリ)、国(ランカ)の謂れもわかってくる。
旅のメンバーは添乗員を含めて21名。そのうちわけは夫婦連れ一組とその息子さん。一人参加の男女それぞれ2名。女性4人組み1組。女性2人組み3組。男性3人組み1組の計20名。どの人も旅なれた人らしくその行き先もバラエティーに富んでいた。年齢的には還暦前の人よりも後期高齢者と団塊世代が大半を占めているようだ。
旅の模様については近いうちブログにアップする予定。
それにしても、楽しい旅だった。メンバーの中に、男性の禅宗のお坊さん(旅の最終日、飛行機の中でその呼び名を聞くと方丈様と教えを請う)が3名参加されていた。そのうちの1人とスリランカまでの飛行機の座席が近かった。それは幸先良い旅のスタートとなる。
スリランカまではヨーロッパへ行くよりも遠い道のり。成田からの直行便でも所要時間9時間。それが福岡からだと、福岡→台湾(トランジット)→香港。香港→シンガポール(トランジット)→コロンボとなり、所要時間も乗り継ぎ、乗換えを含めて16,7時間と長い。その間、4度も機内食がでる。行きの飛行機は軽食も出る。
今回の旅は福岡空港へ集合したときから、これまで参加した旅と違って搭乗からコロンボ到着まで自分で行うように言われる。「添乗員がいるのに何故?」と思った。だが航空券の発券から搭乗までの手続きをすべて各自でさせられた。それも初めての経験で初めてにしては無事搭乗。一人参加のため、できるのだろうかとの不安をのり越えての搭乗だった。
すべての手続きを通過し、気をよくして搭乗までの時間に福岡の免税店で世界対応のソーラー腕時計を購入。これは行く前から欲しかったもの。高い買い物だけど買ってよかった。唯一これが自分自身へのお土産となる。だが、参加者の方丈様から素晴らしいものを戴く。もしかしたら、これが一番のお土産!?
戴いたものは大きな珠の水晶の腕輪念珠で竜が珠を持っている姿が施されている。また戴いた名刺には永平寺が本山の曹洞宗のお寺で宮崎県にある。名前に竜がついている。それに因んでいると話されていた。腕輪念珠は一般的には24珠ある。だがこれは大きな珠なので数は18と少ない。それだけに一粒は大きい。
寂しそうに見えたため「助けてあげよう」と思われた?!本当に「親切」にして戴く。感謝、感謝!
旅の参加者以外にも観光地で観光客に声をかける。象の孤児院で孤児の象にミルクを与える場所まで歩いている途中、中国の若い女性が一人で観光している。杭州の人だった。何とその女性は、帰りのコロンボの飛行場で搭乗手続き中、目の前に現れる。これには吃驚!その後も搭乗までまたもや偶然、目の前に・・・。
コロンボ→上海→杭州に帰ると言っていたけど、まるでドラマのような感じで現れて・・・。
彼女は28歳で未婚。妹は日本の大学を卒業。搭乗までのあわただしい最中に、中国語で会話する。途中、理解できないところがあり、「言っていることがわからない」と中国語で言うと、「英語は話せる?」と英語で尋ねられる。「少し話せる」と英語で返答すると、「政治に関心がない」という内容だった。
中国語は「普通話」(北京語)ならばわかりやすい。だが、所謂、地方語は聞き取りにくいところがある。彼女の話す英語はわかりやすかった。
それにしても若い綺麗な賢そうな女性だった。旅の最終日の午前に出会って、真夜中のコロンボの飛行場で行き先も違うのに遭遇するとは・・・。旅の仲間の人もよく私を見つけた、と驚いていたほどだった。
これほど親しく近づいてくる人と本来ならば一緒に写真に収まるはず。だが何故か、その気にならなかった。何故?今の中国に違和感を感じるからだろうか。
道中、先に書いたお坊さんを含めて4人から名前、連絡先を聞かれる。その人たちからも名刺などを戴く。
福岡空港で別れる直前に、親子連れで参加された若い息子さんからブログのタイトルを聞かれる。この人はカメラマンかと思った。だがそうではないようだ。
観光中、夕方になると急にスコールになる。その後、虹がでる。虹の後、しばらくすると車中から誰かが「彩雲!」と大きな声で叫ぶ。右前方を見ると、虹のような雲が出ている。それは「彩雲」と知る。一生に一度も見られない人も多いとか。それを初めて目にする。ほんとうに綺麗だった。だが、デジカメでは上手く写真に収められない。
若い男性は1ヵ月後、それをYOU TUBEにアップすると旅の最後の日に話してくれた。これを聞いて、「それをブログにアップさせてもらう」と話したことから、ブログのタイトルを聞かれたのだろう。
いずれにしてもそれがYOU TUBEにアップされるまで楽しみにして待つことにしよう。この人からはデジカメを充電するプラグも借りた。その際は本当にありがとうございました。お蔭で助かりました。
スリランカに折角持っていったプラグはその時、合わない、と思った。後でよく見るとそれも可能だった。
旅の参加者の皆から「親切」にされた楽しい旅。その楽しい旅は終わった!
次の外への旅は5月下旬を予定している。
帰りの飛行機で、ある人は話す。2月と5月頃、そして9月頃の年に3回外国へ出かけると・・・。何故2月に行く?と聞くと誕生日が2月だから、そのご褒美として行くという。
私も2月生まれ。その人を見習って2月は外へ出かけることにしよう。
ブログに投稿していると夕方近くになってしまった。これから自転車に乗って食料調達に出かけよう。美味しいものを買いに・・・。
投稿後、他にも吃驚したことがある。それを書くのを忘れていた。それは携帯電話。昨年末携帯を買い換えた。なんとその携帯をスリランカで見ると、現地時間と日本時間が表示されている。これには驚く!というよりも感動に近いかも・・・。
スリランカは年中真夏。日本は真冬。途中、出会う観光客はヨーロッパ人が大半を占める。ある観光地で大きな樹木の下で休憩しているヨーロッパ風の人に「どこの国から?」と英語で聞くとオランダ人だった。汗がタラタラと流れる顔を扇子で扇ぎながら尋ねる。するとその様子に驚かれ、「どこの国?」と聞き返される。「日本」と返答。
他にも「日本の今の季節は?」と聞かれ、「冬」と答える。英語が通じる、と思い、さらに聞こうとする。だが、旅の仲間から距離が開いてしまう。写真も一緒に撮りたかった。だが時間がなくてその場を去る。
今回の旅は本当に楽しい旅だった。何といっても皆に「親切」にしてもらった。この「」付きの「親切」の理由が旅の最終日に聞いた長崎から参加した人の言葉で理解する。「そうだったのか」と。
その人は帰りの機内で笑っていった。一見すると大人しくて、何もできず、一人っ子のようだと。だから「助けてあげよう」という気にさせるらしい。だがひとたび話をするとそうではなく、よくしゃべる。そのギャップが人を楽しくさせるという。
これを聞いて妙に納得する。これまでどの人からも「大人しい」といわれ続けてきた。何もできない、は以前ならば当てはまるだろう。でも今はちょっと違うと思うけど・・・。そういえば料理はするの?とも聞かれた。
ちゃんと一人で生きてるよ!今のところはね。わかって欲しい!
見た目で損をしている!?だがそのお蔭(?)で人から親切にしていただく。ありがたいことと思うようにしよう。
スリランカは年中暑い。だが、それは年中、緑まぶしい国になる。他の国には見られないほど綺麗な国。この国にいると、光り輝く(スリ)、国(ランカ)の謂れもわかってくる。
旅のメンバーは添乗員を含めて21名。そのうちわけは夫婦連れ一組とその息子さん。一人参加の男女それぞれ2名。女性4人組み1組。女性2人組み3組。男性3人組み1組の計20名。どの人も旅なれた人らしくその行き先もバラエティーに富んでいた。年齢的には還暦前の人よりも後期高齢者と団塊世代が大半を占めているようだ。
旅の模様については近いうちブログにアップする予定。
それにしても、楽しい旅だった。メンバーの中に、男性の禅宗のお坊さん(旅の最終日、飛行機の中でその呼び名を聞くと方丈様と教えを請う)が3名参加されていた。そのうちの1人とスリランカまでの飛行機の座席が近かった。それは幸先良い旅のスタートとなる。
スリランカまではヨーロッパへ行くよりも遠い道のり。成田からの直行便でも所要時間9時間。それが福岡からだと、福岡→台湾(トランジット)→香港。香港→シンガポール(トランジット)→コロンボとなり、所要時間も乗り継ぎ、乗換えを含めて16,7時間と長い。その間、4度も機内食がでる。行きの飛行機は軽食も出る。
今回の旅は福岡空港へ集合したときから、これまで参加した旅と違って搭乗からコロンボ到着まで自分で行うように言われる。「添乗員がいるのに何故?」と思った。だが航空券の発券から搭乗までの手続きをすべて各自でさせられた。それも初めての経験で初めてにしては無事搭乗。一人参加のため、できるのだろうかとの不安をのり越えての搭乗だった。
すべての手続きを通過し、気をよくして搭乗までの時間に福岡の免税店で世界対応のソーラー腕時計を購入。これは行く前から欲しかったもの。高い買い物だけど買ってよかった。唯一これが自分自身へのお土産となる。だが、参加者の方丈様から素晴らしいものを戴く。もしかしたら、これが一番のお土産!?
戴いたものは大きな珠の水晶の腕輪念珠で竜が珠を持っている姿が施されている。また戴いた名刺には永平寺が本山の曹洞宗のお寺で宮崎県にある。名前に竜がついている。それに因んでいると話されていた。腕輪念珠は一般的には24珠ある。だがこれは大きな珠なので数は18と少ない。それだけに一粒は大きい。
寂しそうに見えたため「助けてあげよう」と思われた?!本当に「親切」にして戴く。感謝、感謝!
旅の参加者以外にも観光地で観光客に声をかける。象の孤児院で孤児の象にミルクを与える場所まで歩いている途中、中国の若い女性が一人で観光している。杭州の人だった。何とその女性は、帰りのコロンボの飛行場で搭乗手続き中、目の前に現れる。これには吃驚!その後も搭乗までまたもや偶然、目の前に・・・。
コロンボ→上海→杭州に帰ると言っていたけど、まるでドラマのような感じで現れて・・・。
彼女は28歳で未婚。妹は日本の大学を卒業。搭乗までのあわただしい最中に、中国語で会話する。途中、理解できないところがあり、「言っていることがわからない」と中国語で言うと、「英語は話せる?」と英語で尋ねられる。「少し話せる」と英語で返答すると、「政治に関心がない」という内容だった。
中国語は「普通話」(北京語)ならばわかりやすい。だが、所謂、地方語は聞き取りにくいところがある。彼女の話す英語はわかりやすかった。
それにしても若い綺麗な賢そうな女性だった。旅の最終日の午前に出会って、真夜中のコロンボの飛行場で行き先も違うのに遭遇するとは・・・。旅の仲間の人もよく私を見つけた、と驚いていたほどだった。
これほど親しく近づいてくる人と本来ならば一緒に写真に収まるはず。だが何故か、その気にならなかった。何故?今の中国に違和感を感じるからだろうか。
道中、先に書いたお坊さんを含めて4人から名前、連絡先を聞かれる。その人たちからも名刺などを戴く。
福岡空港で別れる直前に、親子連れで参加された若い息子さんからブログのタイトルを聞かれる。この人はカメラマンかと思った。だがそうではないようだ。
観光中、夕方になると急にスコールになる。その後、虹がでる。虹の後、しばらくすると車中から誰かが「彩雲!」と大きな声で叫ぶ。右前方を見ると、虹のような雲が出ている。それは「彩雲」と知る。一生に一度も見られない人も多いとか。それを初めて目にする。ほんとうに綺麗だった。だが、デジカメでは上手く写真に収められない。
若い男性は1ヵ月後、それをYOU TUBEにアップすると旅の最後の日に話してくれた。これを聞いて、「それをブログにアップさせてもらう」と話したことから、ブログのタイトルを聞かれたのだろう。
いずれにしてもそれがYOU TUBEにアップされるまで楽しみにして待つことにしよう。この人からはデジカメを充電するプラグも借りた。その際は本当にありがとうございました。お蔭で助かりました。
スリランカに折角持っていったプラグはその時、合わない、と思った。後でよく見るとそれも可能だった。
旅の参加者の皆から「親切」にされた楽しい旅。その楽しい旅は終わった!
次の外への旅は5月下旬を予定している。
帰りの飛行機で、ある人は話す。2月と5月頃、そして9月頃の年に3回外国へ出かけると・・・。何故2月に行く?と聞くと誕生日が2月だから、そのご褒美として行くという。
私も2月生まれ。その人を見習って2月は外へ出かけることにしよう。
ブログに投稿していると夕方近くになってしまった。これから自転車に乗って食料調達に出かけよう。美味しいものを買いに・・・。
投稿後、他にも吃驚したことがある。それを書くのを忘れていた。それは携帯電話。昨年末携帯を買い換えた。なんとその携帯をスリランカで見ると、現地時間と日本時間が表示されている。これには驚く!というよりも感動に近いかも・・・。
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